棟梁精神や設計施工一貫、
創業から400年以上にわたって
“竹中工務店らしさ”こそが、
今回は2022年入社の若手社員4名に、
入社動機や仕事のやりがい、
今後挑戦したいことなどについて
メンバー紹介
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建築技術
(建築施工管理) 池田 龍矢
- 大阪本店 作業所
- 2022年入社
- 理工学部 建築学科卒
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人事
井口 瑞基
- 大阪本店 人事部
- 2022年入社
- 経済学部 国際経済学科卒
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建築設計
今中 真緒
- 大阪本店 設計部
- 2022年入社
- 美術研究科 建築専攻修了
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設備
(設備設計) 木原 悠介
- 大阪本店 設計部
- 2022年入社
- 理工学部 建築学科卒
Talk 01
仕事での学びを共有し、
切磋琢磨しながら成長できる。
竹中工務店に入社した
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みんなはどんな理由で竹中工務店への入社を決めましたか?
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今中
私は芸大の出身で芸術の視点から表現・制作を中心として建築を学んできました。就職活動では、実際に建築設計に携わりたい、施工までフォローできるような仕事がしたい、という思いが強かったですね。
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井口
業界はゼネコン中心ですか?
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今中
ゼネコンのほかに組織設計事務所も見に行きました。最終的に竹中工務店を選んだのは、設計施工一貫で素敵な作品が多かったからです。
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木原
僕も今中さんと同じ設計志望なんですが、合理的な建築物を世に残していきたい、という思いを以前から持っていました。
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池田
合理的?
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木原
そうですね。僕の考える合理的とは、建築主、設計者、施工者、社会、すべてにおいて最適であることです。そんな中、竹中工務店は電気・空調・衛生・防災を包括した設備技術者を配置し、各所の要望に対して柔軟に対応していたので、自分の思いが叶えられると感じました。
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池田
なるほど。僕が竹中工務店を選んだ一番の理由は、やっぱり新社員時代の研修体制ですね。入社一年目の大事な時期に同期全員と共同生活を送ることで、仕事での学びを共有し、切磋琢磨しながら成長できると思ったからです。
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井口
あ、僕も同じです。仕事をする上で最も大事なのは一緒に働く人だと考えていたので、公私共に同期との絆を深められるのは、僕にとって大きな魅力でした。ちなみに、寮生活での思い出や印象的だったことはありますか?
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今中
週末のたびに同期と一緒にごはんを食べに行ったり、旅行に出かけたりしていましたね。出身地も違えば職種も違うので、いろんな話をするのが楽しかったです。
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木原
あくまで同期は同期、会社の同僚には違いないのですが、今も友達感覚で接しているところはあります。何か悩み事があれば、気軽に相談できますし。
Talk 02
新技術の導入にも積極的で、
若手の挑戦を奨励する文化がある。
入社後の竹中工務店の印象は
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今中
入社前と後でギャップを感じたことはありますか?
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井口
会社の雰囲気は想像通り良かったけど、思った以上に準備って大事なんだ、ということは痛感しましたね。打ち合わせでも、上司への報告でも、根拠を持って説明できるよう徹底的に準備しておかないといけない。先輩たちの準備力の高さに圧倒される日々です。
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池田
確かに。ただ、準備するにしても分からないことだらけで。僕は先輩や作業員さんに質問しまくって、教えてもらったことをメモしていましたね。2年目になってからは、作業所で施工管理の仕事をするようになったんですけど、施工手順や施工方法など、そのときのメモがかなり役立っています。
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井口
そうそう。その場では理解したつもりでも、数日後には忘れてしまっていることは結構あるので、メモを清書して何度も読み返して、完全に自分のものにしないといけないですよね。
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今中
上司や先輩はいつも丁寧に教えてくれますけど、一方で自主性を重んじる側面もないですか?「今中さんのスケッチをベースにして、チームメンバーで議論しているよ」と言ってもらえたり、そのスケッチが実際にお客様の提案に使われたり、そのような出来事があるととても嬉しく思います。
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木原
若手にも大きな裁量権が与えられるというか、今中さんは即戦力ですね。
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今中
どうでしょうか…日々格闘しながら成長しているのかなと思っています。大変なことも多いですが、お客様に「これが私たちの求めていたデザインだ。ありがとう」と言ってもらえたりすると、嬉しくてモチベーションアップにつながります。
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木原
建設業界は旧態依然の体質が色濃く残りますけど、竹中工務店は新技術の導入にも積極的で、若手の挑戦を奨励する文化があるな、と感じます。年次が上の人ほど謙虚で、新しいことをどんどん吸収しようとされていますし。
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池田
その姿勢がいい作品作りにつながっているのかもしれませんね。
Talk 03
人から受けた恩はバトン。
恩返しではなく恩送りを。
普段の業務内容や職場環境について
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木原
井口くんは人事担当として、どんな仕事をしているんですか?
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井口
新社員の教育担当として、寮で彼らと共同生活をしながら、業務や私生活の面でのサポートをしています。研修は一年間の日程と内容があらかじめ決まっているので、それを各部門長と調整し実行していきます。あと、仕事が終わって寮に戻ると、僕の部屋の前に悩み相談の列ができていて…なんだか人気者になった気分です(笑)。
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今中
へー、それはうれしいけど、睡眠時間が削られて大変そう…。
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井口
僕らもたくさん先輩のお世話になったわけで、その恩はずっと受け継がれていくものなんじゃないですかね。
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池田
先輩後輩だけでなく、僕の部門では作業員さんとのコミュニケーションも活発です。最初は気難しい人が多いのかなと思っていましたが、全然そんなことはなくて、「何でも聞いてくれよ」と声をかけてくれる人が多いですし、仕事終わりに一緒に飲みに行くこともありますよ。
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木原
いいですね。作業員さんとはどんな会話をするんですか?
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池田
本来、施工管理は作業員さんに指示をする立場です。ただ、どうすれば効率的に作業を進められるか、同じ目線で話し合ったり、この作業をするなら、このようなやり方の方がいいなど、逆に技術的なことを教えてもらったりしています。
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木原
興味深いなぁ。僕は今、ホテルや商業施設の改修・新築計画に関わる設備設計業務を担当していますが、「フォローはするから思うようにやってほしい」という上司の言葉に後押しされ、若手ながらも主体性をもって働けています。
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今中
そういった環境は本当にありがたいですよね。私の在籍する設計部も一つの目標に向かって力を合わせながら各自の成長を促すチームで、スケッチ作成などお客様への提案に直結する作業にプレッシャーを感じつつも、楽しく仕事をさせてもらっています。
Talk 04
なりたい姿に向かって、
経験と知見を積み重ねていく。
将来の目標として、
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池田
まだまだ未熟ですが、同僚や作業員さんから頼られる所長として、作業所を引っ張っていきます。それと、子どもの頃からずっとサッカーをやっていたこともあり、スタジアムやアリーナ、ドームなど、スポーツ施設の建築にもいずれ携わりたいですね。
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木原
電気・空調・衛生・防災と、さまざまなジャンルがある中でまずはひとつの分野を極めたいと考えています。その後は、武器とする分野を増やしていくことで、深くて広い知識を持ったスペシャリスト兼ゼネラリストを目指していきます。
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今中
当面の目標は、メイン担当としてプロジェクトを完遂させ、お客様に喜んでもらうことです。また、大学院時代はコロナ禍で海外留学できなかったので、自社の研修制度を利用してアメリカやヨーロッパなど異なる文化圏で設計について学び、自身の設計力をアップデートしたいと思っています。
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井口
人事だけではなく、営業や海外での仕事にもチャレンジしてみたいです。選択肢はたくさんありますが、共通して求められるのは、竹中工務店の事業内容や取り組みを熟知することです。直近では当社の生産の最前線となる施工事務へのキャリアチェンジを希望し、自身の経験と知見を積み重ねていこうと考えています。
井口