Solution
居ながらできる®
耐震補強
-エストンブロック®
工法-
耐震補強
-エストンブロック®
工法-
当社独自のブロック形状による耐震補強技術
近年、耐震補強に対する人々の意識は高まっており、ニーズは多様化しています。特に不特定多数の人が常時利用するホテルや病院では、建物の機能を停止させることが困難であり、建物を使用しながら耐震補強を行える工法が強く求められています。
そこで蝶形のコンクリートブロックをエポキシ樹脂で積層し、既存躯体との隙間に高強度グラウトを充填するESTONE Block®工法を開発しました。
蝶形というブロック形状
従来の長方形コンクリートブロックでは、地震などによる水平力が作用すると、ブロック内に設置した鉄筋によって力を伝達する必要があり、この鉄筋を既存躯体に接続するアンカー工事の際に騒音・振動が発生していました。
そこで本工法ではコンクリートブロックの形状を蝶形とすることで、ブロック同士が噛み合う力が働き、鉄筋を配筋しなくても効率的に水平力を伝達することができます。そのため、転倒防止用の必要最小限の縦筋だけで済み、アンカー工事を通常の1/5程度まで低減させることができます。
第三者評価機関による認定
本工法の実用化にあたっては、各種構造実験で性能を確認済みです。一連の研究成果をまとめ、2014年に「竹中耐震ブロック工法」として日本ERI構造性能評価(ERI-K13012)を取得しました。
様々なニーズに対応した建物をつかいながらの耐震補強
本工法は人力で運搬できるコンクリートブロックを搬入し、積み上げるだけの工法であり、狭小スペースでも施工が可能です。さらに、多様なニーズに応えるため、様々なバリエーションを用意しています。