-波型鋼板耐震壁
WAVY®-
フレキシブルな内部空間を実現します
波形鋼板耐震壁は、波形鋼板と周辺の柱・梁フレームから構成される新しい耐震壁です。新築から耐震補強まで幅広く適用できます。常時働く鉛直方向の荷重は柱・梁フレームが負担し、地震などの水平方向荷重に対しては主に波形鋼板が粘り強く、しなやかに抵抗します。大地震時の柱・梁の損傷を低減しつつ、柱や梁のスリム化が図れるため、内部空間の自由度が向上します。
さらに、孔開き波形鋼板を利用した耐震壁(WAVY-air)は、波形鋼板耐震壁の構造性能を損なうことなく、「光や風を通す壁」として意匠性と機能性を併せ持っています。
WAVY、WAVY-airともに、設計法および製作・施工法をまとめ、第3者機関(日本建築総合試験所)の技術性能証明を取得しています。
関連リリース
2015.11.10 「WAVY®-air」の適用によりデザイン性、省エネを兼ねた耐震壁配置が可能に
波形鋼板耐震壁WAVY®
波形耐震耐震壁には以下の特徴があります。
●軽量(重量は同耐力の鉄筋コンクリート耐震壁の約1/10)
●高いエネルギー吸収能力により躯体の損傷を低減可能
●出入り口等の開口部の設置が可能
といった特徴を有しています。
以下に鉄筋コンクリート耐震壁と波形鋼板耐震壁の違いを示します。波形鋼板耐震壁は、内部空間の自由度、重量、エネルギー吸収能力、開口部の設置、剛性・耐力の調整などいずれの項目でも優れています。
孔開き波形鋼板耐震壁(WAVY®-air)
波形鋼板に多数の孔を設けることで、耐震性能を確保しながら、風、光、視線を通す、意匠性と機能性を兼ね備えています。
さらに、インテリアとして利用したり、孔の形状や配置をお客様の要望に合わせたりすることも可能です。