木材産業の伝統と最新技術が融合した「木の学校」
江東区立有明西学園
木の回廊
教室群をつなぐ吹き抜け空間の「木の回廊」は、学年の枠を超えた偶発的な交流や一体感を創出します。

2018年/東京都江東区/共同設計・施工:竹中工務店

延床面積 約24,500㎡
構造 木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、
鉄骨鉄筋コンクリート造
規模 地上5階
  • 地場産業の木材を活かし、耐火集成材「燃エンウッド®」の採用で大規模な木造・木質化を実現した、江東区初となる小中一貫の義務教育学校。
  • 板張りの壁面に様々な言葉や記号を焼き付けた「ことばの壁」や、屋上のビオトープなど、校舎全体の教材化を実現しています。
  • 開放的で快適な教室環境を実現しつつ、自然エネルギーや大規模な木材利用によって、脱炭素化や森林資源の循環に取り組んでいます。
  • 木のシンボル柱
    樹種ごとの特徴に触れられる「木のシンボル柱」は、樹木への親しみや、学びへの興味を醸成します。
  • 教室
    設備スペースや換気吹出口の工夫により、気流環境の向上と高い天井を同時に実現した気持ちの良い教室。