社会につながる施設づくり

学校の役割も変化しています。コミュニティや生涯学習の場として、社会に対して「開かれた」存在であることが求められるようになりました。大学は、もはや18歳から22歳までの限定された年齢層への教育や、一般社会とは遊離した学術研究の場ではなくなっています。社会人教育・生涯学習等を積極的に推進することが、21世紀の大学のあり方とされています。また、小学校・中学校・高等学校でも、地域の学習や文化の拠点として、あるいは地域と連携する取り組みを始めています。私たちは、時代のニーズをとらえ、社会に開かれた学校づくりをご支援します。

社会に開かれたキャンパスづくり

タウンマネージメントやキャンパスリンク型の高齢者施設併設など、社会に対して「開かれた」キャンパスづくりをお手伝いします。

立命館大学 大阪いばらきキャンパスでの地域・社会連携

「立命館いばらきフューチャープラザ」は地域・社会連携の拠点となる建物で、隣接する岩倉公園(防災公園)との間には塀がなく、多様な人々が往きかう地域・社会に開かれた施設です。

立命館大学 大阪いばらきキャンパス 全景
立命館大学 大阪いばらきキャンパス 全景
  • 1.講堂・ホールの地域開放

    講演会、演奏会が可能な最大1,000名収容のグランドホール
    講演会、演奏会が可能な最大1,000名収容のグランドホール
  • 2.地域連携室が隣接するギャラリースペース(R-AGORA)

    地域連携室が隣接する市民に開かれたギャラリースペース
    地域連携室が隣接する市民に開かれたギャラリースペース

3. 大学と地域との間に塀のない一体的なデザイン

大学と隣接する茨木市の岩倉公園(防災公園)との一体的なデザイン
大学と隣接する茨木市の岩倉公園(防災公園)との一体的なデザイン

4. 新たなコミュニティをつくる 市民協働によるキャンパスづくり

  • ガーデニングプロジェクト
    ガーデニングプロジェクト
    キャンパスの5ヵ所のガーデニングエリアをみんなの庭として、市民と学生、教職員が協同でガーデニングに取り組む
  • 育てる里山プロジェクト
    育てる里山プロジェクト
    茨木市北部の里山から苗木を採取し、キャンパスの南側にある「里山エリア」に植栽
  • まちライブラリープロジェクト
    まちライブラリープロジェクト
    メッセージ付の本を持ち寄り、本棚に「植本」することで、参加者自らが図書館を育てていく活動