人流の「可視化・分析」

建物や街のリアルタイムな人流を可視化するツールとして、目的に応じた2種類のアプリケーションや分析レポートを提供することが可能です。
WEBダッシュボードでは、センシングした人流データをWEBブラウザーからリアルタイムに確認することが可能で、座標情報や時系列情報から分析した簡易分析グラフを提供します。
人流ビジュアライズアプリでは、BIMから抽出した形状情報に人流データをアバターとして配置し、仮想空間上で現実の建物の人流を3次元的に再現します。

2種類の可視化アプリケーション

駅構内における人流の可視化と分析

駅構内における時間帯毎の混雑度や滞留状況を分析し、隣接している駅ビルやバスターミナルへの動線の状況を可視化しました。
運転の見合わせが発生した際には、駅構内で列車を待つ人の滞留状況の変遷を可視化しました。
有事の際は隣接する駅ビル施設へ誘導するなど、駅利用の満足度及び収益向上を図る方策検討につなげました。



竹中技術研究所における「ビルコミ®との連携」

センシングした人流データや環境データの可視化および建物設備の遠隔制御が可能なデジタルツインアプリケーションを竹中技術研究所に適用しました。
設計に用いるBIMデータとビルコミ※4から取得したIoTデータを基に、人流シミュレーションと紐付けることで設計プランのレイアウトや空間の使われ方を評価することも可能です。

竹中技術研究所に適用したデジタルツインアプリケーション
  • 4 ビルコミ:建物設備システムやIoTデータの効率的な活用のため、オープンな通信規格を採用したプラットフォームであり、データの収集と保存だけでなく遠隔からの建物制御も実現する。



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