コンセプト超地球化
植物や生物までつながるIoT。
AIやロボットの人情。
デジタルで作られた5つ目の季節。
今までになかったモノ、感情、風景が全く新しい世界を創り出す。
今のわたしたちにとっての便利や快適を超えた、
地球上のあらゆる生命に対して多様性のある、しなやかな都市。
それが、超スマートシティ。
人と人、地球と人、生きることと働くこと、都市と地方、バーチャルとリアル。
都市化によって分断されたモノやコトがテクノロジーの力でつながり、融け合う。
都市化から地球化、そして超地球化へ。
人を超えて。
建物を超えて。
想像を超えて。
新しい地球を創造する。
解説編
「Virtual Earth」
がつくる
「超地球化」
「Virtual Earth」上に地球環境/人間社会のビッグデータを統合し、人間社会が地球環境に及ぼすあらゆる影響を可視化し、リアルアイムに明示します。
人が常に地球環境を身近に感じ、世界と環境意識を共有し、共通の環境管理規則に従って行動することで、地球規模でカーボンニュートラルが実現きると考えます。
最終的に人々の行動変容が促され、循環型社会へ向けたシステム転換が実現し、プラネタリーバウンダリーが永続的に維持されることを期待します。
また「Virtual Earth」上のビッグデータは地球上のあらゆる場所からアクセス可能なボーダーレスなデータプラットフォーム=デジタル・グローバルコモンズとなり、地球と人、人と人、生きることと働くこと、都市と地方、人工と自然、バーチャルとリアルを高次に融合し、時間や距離、空間、国境などに縛られない、包摂的で多様な社会環境を生み出します。
この状態を私たちは「超地球化」と呼びます。そして「超地球化」が生み出す社会環境のベースとなる空間・環境を「新しい自然」と名付けました。
「超地球化」を支える
デジタルツインが実現する
超スマートシティ
「Virtual Earth」そして「超地球化」を目指すためには、地球上の都市あるいは地域の一部エリアにおいて、そこで起きるあらゆる自然活動及び人間社会の活動を極力完全な状態でデジタル記述することから始める必要があります。
人や動物、ロボットやモビリティが都市空間や自然空間を行き交う複雑な物理世界を正確にデジタル記述するためにはプラットフォームの役割が重要です。
私たちはCity GML、BIMなどの空間データ、コモングラウンドなど空間を動的に扱えるデータ、さらに人流データやIoTデータなど、多様なデータを相互かつリアルタイムに可視化/可読化するプラットフォームづくりを目指しています。
このプラットフォームの解像度が上がっていけば、これまでにない新しいサービスが生まれると同時に一つひとつのサービスの質が劇的に向上するものと考えています。
地球環境との共生を前提に、デジタルが拡張する「新しい自然」によって、人はこれまでになく自由に空間や時間を行き来して、誰もが分け隔てなくコミュニケーションし、自身の能力を大きく拡張して社会に貢献できる、そういうまちが実現します。私たちはそれを「超スマートシティ」と呼びます。
超スマートシティの
サービスメニュー
「超スマートシティ」においては、人やロボットの動き、交通環境やエネルギー、天候や気象、室内環境など、様々なデータが相互参照され、エリア内で全体最適化されたサービスが提供されます。
人にとっては、空間や時間の使い方、コミュニケーションのあり方が飛躍的に拡張され、ロボットとの共生が日常化することで、これまでにない創造的な社会活動が可能になります。同時にエネルギーや交通流の制御、安全安心の確保など、都市あるいは地域マネジメントの最適化が図られ、地球環境への配慮が徹底します。
そこで展開されるサービスは人と地球、双方にとって最適なソリューションとなるはずです。
私たちが目指す超スマートシティが世界中に広がり、相互に繋がることで、我々が「超地球化」という言葉に込めた世界観が実現できると考えています。