Solution
高度な音響空間を精緻にデザイン
-音響設計技術-
-音響設計技術-
豊かな音の響きを多面的につくりこむ音響設計技術
コンピュータによる解析や、音響模型を用いた実験を通じて、音響空間に求められる響きを精緻に予測します。またその響きを立体音響再生により可聴化し、計画段階で聴感評価して設計にフィードバックします。
音響数値解析
直接音に加え、壁や天井の反射音から成る音波の概形や細部構造をコンピュータ上で解析します。幾何音響シミュレーションと波動音響解析を活用し、室形状から壁面のディテールまで検証します。
縮尺模型実験
コンピュータ上の解析では評価しきれない詳細な音響現象を正確に把握するため、1/10~1/20スケールの縮尺模型を用いた実験を行います。
可聴化
数値解析と縮尺模型実験の結果に基づいて予測した完成後のホールの響きを実際に聴いて確認することが可能です。臨場感のある立体音響再生技術を用いて、部屋の形状や材質による音の違いを聴感で確認しながら室内の響きをつくりこみます。
関連リリース
2022.12.02 高度な解析による臨場感のある音響と建物の内部空間を同時に疑似体験できる可搬型音場シミュレータを開発