食品施設エンジニアリング
「食の安全・安心」を守ります
食品施設の構築にあたっては、HACCPに沿った衛生管理の制度化や、FSSC22000・JFS規格といった食品安全マネジメントシステムへの適合など、製品の安全を確保するための対応が求められます。竹中工務店では、綿密な製造工程分析に始まり、清掃性や衛生管理を考慮したサニタリーデザイン、交差汚染のない生産設備の採用や製造工程配置、独自の防虫技術の採用、さらには環境に配慮した高度な食品施設を、高品質・短工期・ローコストで実現します。
食品施設のライフサイクルサポート
新築・改修を問わず課題解決のためのコンサルティングやプランニング、生産設備・物流設備のアセンブルやコーディネート、独自技術・商品の開発など初期段階から踏み込んだトータルエンジニアリングを展開します。
HACCP対応エンジニアリング
食品施設のHACCP対応等について、交差汚染を防止するゾーニング、動線計画、衛生管理に優れた建築・設備・生産設備仕様など一連の要素をサポートいたします。
製造工程分析
多種多様な製造工程を綿密に分析します。
食品施設の計画にあたっては、お客様の製造工程を十分に理解することが重要です。竹中工務店では、製造、物流、情報、衛生などの専門家により現状の製造工程を細かく分析、課題を把握することで、新しい施設への改善を提案、計画に反映いたします。
ゾーニング・動線計画
製造工程に合わせ、交差汚染のない動線を構築します。
各製造工程について、製造の特徴に合わせて清浄度区域を設定し、必要な製造室がワンウェイフロー(一方通行)となるように配置します。さらに異なる清浄度区域の間や製造に従事される方からの交差汚染を防止するため、適切な位置に前室や衛生管理室などのバリアを設け、製造工程での交差汚染を防止した計画を立案します。
サニタリーデザイン
製造環境に合わせた材料の選定やR巾木などの清掃性に優れたディテールを採用します。
埃溜りや水溜りは細菌や虫の発生原因となります。床巾木のR化、設備水平面のテーパー処理、配管貫通部のシール処理など、徹底したサニタリーデザインにより、洗浄や清掃のしやすさを確保することで細菌や虫の発生抑制に努めます。さらに製造環境に合致した建築材料を選定し、材料の早期劣化からくる汚れや痛みを防止し、メンテナンスのしやすさを確保します。