医療現場では、近年、高度化・複雑化する医療サービスに対応するためチーム医療が主流となり、医師、看護師をはじめ薬剤師、臨床検査技師、放射線技師、栄養士、事務職員などの多職種間のコミュニケーションの重要度が増しています。
チーム医療の実践の基盤となる良好な人間関係を醸成するため、病院内の医師や看護師など医療スタッフのコミュニケーションの発生場所や頻度を設計段階で定量的・客観的に予測し、効果をビジュアル的に確認することで、複数の設計プランを比較することができます。また、関係者の合意形成をスムーズに進める効果も期待できます。