多様な学びの場の創出

さまざまな形態の授業や生徒たちの活動に対応できる学びの場を創出します。

立命館大学大阪いばらきキャンパスは、2011年に策定された学園ビジョン「Ｒ2020-Creating a Future Beyond Borders 自分を超える、未来をつくる」に基づき、地域・社会に開かれ、アジアと世界をつなぐキャンパスとして、伊丹空港や大阪からアクセスしやすい広大な敷地に建設されました。「アジアのゲートウェイ」「都市共創」「地域・社会連携」という教学コンセプトのもと、主体的な学びのための多文化協働環境を実現しています。

学生・留学生・教職員など、様々なバックグラウンドを持つ人々が行きかう主要動線をラーニングプレイスとして計画。
什器・備品を各所に配置し、気軽に学びや交流、情報発信を行うことができる。

大阪いばらきキャンパスには、利用者を限定せずに誰もが学びあえる多種多様な空間を設ける一方、ある特定の学部を中心とした学習拠点も設けている。
政策科学部の拠点であるＰＳ-Ｌｏｕｎｇｅ、経営学部の拠点であるＢＡ-Ｈｏｕｓｅはワークショップ形式で学生自らが学びの場を設計しており、その施設運営も学生が担っている。
クラス発表の準備や自治会活動など、多様なアクティビティに活用されている。

教員が、所属する学部・研究科の枠を超えて共同利用する研究施設。
海外とも通信できるＴＶ会議システムを備える。教室とは一風変わった環境で、交流・発信ができる空間となっている。

ポスターセッションやセミナーなど、情報発信やプレゼンができる市民開放施設。

密集市街地の中での建替計画において、法律で切り取られた最外形のスペースを利用して、随所に生徒の溜まり場としてのニッチ（くぼみ）を作りました。また廊下を特別教室の拡張ゾーンとして捉え、ＰＣやプリンターを設置できるラーニングギャラリーとして整備しました。

学園の「これからの私たちの学校の再創造」という目標に沿い、教室を改修して、多目的スペースや子どもたちや先生が使い易い教室群に生まれかわりました。また、音楽室の改造により、シンプルで暖かい、静けさと安心感のある聖堂が新たに設置されました。

子どもたちの声　「小学校だより225号」より
♪なつやすみがおわったらきれいながっこうになっていました。あたらしいこうしゃ、なかよしのともだちといっしょにたのしいがっこうせいかつができますように。（1年生）
♪（中略）校舎に入ってみると、どの教室も以前より明るく、広くなった気がしました。（中略）新しくなった教室で、私が特に気に入っているのは、高さが調節できて、少し反り気味のカッコイイ黒板です。（6年生）