
学生・生徒・児童も参加しながら、みんなでつくる新たな学びの場として計画されている成蹊大学11号館。
その建設プロジェクトを通じて行われる様々なイベントでの学びや交流の様子を随時ご紹介していきます。

建築主 | 学校法人 成蹊学園 |
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計画地 | 東京都武蔵野市吉祥寺北町 |
延床面積 | 約15,000㎡ |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造、一部木造、鉄骨造 |
階数 | 5階 |
主要用途 | 大学 (理工学部研究室、ラーニングコモンズ) |
基本設計 | 三菱地所設計 |
実施設計・ 施工 |
竹中工務店 |
工期 | 2022年8月~2024年4月 |
南極における建築と南極地域観測隊の研究について特別授業を実施しました_2024 年12月19日
今回のテーマは「未来の住環境を考える:南極における建築」です。
第64次南極地域観測隊員として活動した当社社員がオンデマンド配信形式で活動報告をしました。
南極の厳しい環境における生活や建築の技術・工夫と共に、興味を持ったことに積極的に関わることで広がる新たな展開、人との関係の大切さなどのメッセージを伝えました。

自然を活かした社会課題の解決について特別授業を実施しました_2024 年12月12日
今回のテーマは「自然を活かして複雑な都市の社会課題を解決する」です。
都市の社会経済活動による地球規模の自然の劣化が我々の都市生活やビジネスの持続可能性に深刻な影響を与えている現状に対し、自然の多機能性を活かしたまちづくりで課題解決をはかる「グリーンインフラ(GI)」によって、自然を単に保護するのではなく積極的に経済活動に組み込む「自然共生」の重要性などを講演しました。

大学生を対象とした特別授業で「脱炭素まちづくりカレッジ」を開催しました_2024年12月5日
教養カリキュラム「環境科学トピックス(環境保全と住環境の現在・未来)」で、昨年度に続き特別授業を実施しました。
「脱炭素まちづくりカレッジ」は、気候危機や脱炭素の基礎知識を身につけ、持続可能なまちづくりや地域づくりを学ぶカードゲーム型プログラムです。
温室効果ガス排出量半減を2030年までに実現するために、行政や企業など17の役割に班分けして協業・交渉を疑似体験し、脱炭素について必要なアクションを自分事として考える機会となりました。

11号館が竣工を迎えました_2024年5月7日
11号館の建築工事が無事完了し、竣工式が開催されました。
厳かな神事に続いて、「交流を生み、可変性に富む空間構成」や「木素材や自然光・自然換気を取り入れた脱炭素の工夫」などを関係者で見学し、新たな学びの場の完成に笑顔が溢れました。また2024年4月に取得したFSC®プロジェクト認証(FSC®-P001959 天井⽊製ルーバー)の授与式や、学園から当社への感謝状贈呈も行われました。今後は旧校舎の解体工事、外構・広場の整備などが続きます。

「青梅伐採木」の施工体験ワークショップを開催しました_2024年3月2日
2023年2月に青梅市で開催した林業体験会で伐採した杉材を、11号館の壁面内装として設置しました。
杉板の切断、塗装、接着剤塗布、壁面への設置といった一連の作業を、小学生・大学生・教職員、そして武蔵野市職員の方にも体験いただきました。「施工体験は初めてで楽しかった」「この大学新棟は小学生にも愛着を持ってもらえると思う」「武蔵野市水源の森林保全活動において、木材の最終利用まで触れられる貴重な体験だった」等の感想が聞かれました。

「福島伐採木」の施工体験ワークショップを開催しました_2024年2月22日
2022年9月に福島県で開催した林業体験会で伐採した木材を、11号館の天井ルーバーとして設置しました。
大学生や教職員も参加して、国際的なFSC®※認証についての講義と伐採木の加工ワークショップを行い、実際の天井への取付け作業を見学しました。参加者からは「モノづくりの楽しさ・難しさを感じた」「工事への参加は貴重な体験。新棟を利用できるのが楽しみ」等の声が聞かれました。
- FSC®(森林管理協議会):1994年にカナダで創設されたNGOで国際的な森林管理の認証を行う協議会

南極における建築と南極地域観測隊の研究について特別授業を実施しました_2023年12月14日
今回のテーマは「未来の住環境を考える:南極における建築」です。
藤原副学長による南極についての講義ののち、第64次南極地域観測隊員として南極に赴いた当社社員が、オンデマンド配信形式で活動報告をしました。厳しい環境に適した南極建築の数々や、軽量・高強度な新素材「CFRP(炭素繊維強化プラスチック)」を観測施設に採用して、建築材料の輸送や組み立てに必要なエネルギーの削減効果を検証した様子を伝えるとともに、南極での厳しくも楽しい生活について紹介しました。
南極地域観測に関連する
当社リリース(2022年10月11日)

木造建築と森林グランドサイクル®について特別授業を実施しました_2023年12月7日
今回のテーマは「カーボンニュートラルに向けた森林グランドサイクルの推進」です。 国土に占める森林の割合が世界第三位の日本では、木材資源の利用が森林・国土の健全化・環境保全につながること、都市に木造建築を増やすことなどを通じ森林資源と地域経済を持続的に循環させる「森林グランドサイクル®」の推進が、日本の社会課題である森林荒廃と林業衰退を解決することなど講演しました。

大学生を対象に特別授業「SDGs時代の建築」を実施しました_2023年11月30日
この授業は成蹊大学の教養カリキュラム「環境科学トピックス(環境保全と住環境の現在・未来)」の一環で、今回は「SDGs時代の建築」をテーマに、新11号館建設現場を会場としてアクティブラーニング形式の「講義」や「現場のSDGs探し」を行いました。学生が班に分かれ、乾麺パスタやテープ、マシュマロ等で組み上げるタワーの高さを競う「マシュマロチャレンジ」も開催し、「SDGs建築に最も大切なのはチームワーク。予測困難な未来を超えていくのにチームワークを大切に」とのメッセージを伝えました。

大学生・教職員を対象に現場見学会を実施しました_2023年10月23日~10月27日
来年度からこの11号館で学ぶことになる理工学部の大学生や、新棟計画に携わられている教職員の方々を対象に現場見学会を開催しました。竹中工務店の独自技術である耐火集成材「燃エンウッド®」の柱の説明では大学生から「なぜ木造化しているのか」と質問が上がり、環境保全のために国産木材の積極的な活用が重要になっていることなどを解説しました。

大学生を対象に現場見学会を実施しました_2023年2月28日
見学前説明では大学生がヘッドセットを装着し、コントローラーを自ら操作して新11号館の3Dモデルの中を散策するVR(Virtual Reality)を体感したり、3Dで設計図をつくるBIM(Building Information Modeling)について説明を受けるなど、先端デジタル技術を用いた新しい建築技術に触れていただきました。躯体工事の現場では質疑が交わされるなど新棟への理解が深まる見学会となりました。

二俣尾・武蔵野市民の森で林業体験会を実施しました_2023年2月11日
成蹊学園の小学生から大学生まで、37人が参加して「フォレストワークショップ 二俣尾・武蔵野市民の森」を開催しました。インストラクターの指導のもと、ロープを引いて伐倒作業を体験するとともに、武蔵野市の取組みや11号館プロジェクトの紹介を通して、森とまちのつながりを学びました。伐倒した木は11号館の内装材などに活用予定です。

当社の社員が小学2年生に授業をしました_2023年1月24日
成蹊小学校こみち科の2年生カリキュラム「はたらく人」で作業所長や作業所員が授業をしました。新11号館の概要、建設会社の仕事、現場監督や作業所員の仕事や装備、建物の構造などについて、動画・クイズ・実演を織り交ぜた和気あいあいの授業で、授業後も活発な質問が続きました。

自分たちの居場所づくりワークショップ②を実施しました_2022年12月17日
ワークショップ①を経て、慶應義塾大学・小林博人研究室により制作された桃型の家具。この壁から切り出された椅子を子ども達自ら組み立てたり、フェルト製の「居場所づくり用壁」をはめ込んだりすることで、それぞれ「大好きな居場所」ができたようです。

自分たちの居場所づくりワークショップ①を実施しました_2022年10月12日
このワークショップは慶應義塾大学・小林博人研究室主催・竹中工務店共催で、小林教授発案の「べニアハウス」を用いて小学2年生が居場所づくりを行うものです(12月 組立予定)。この日は小林教授「自分の居場所づくり」竹中工務店・設計「建物をつくるって面白い」の説明の後、小学2年生が「自分の好きな場所」の紹介をしました。

現場見学会を実施しました_2022年10月12日
小学6年生がヘルメットと作業着を装着し、掘削工事の現場を見学しました。掘削作業の解説・質疑応答のほか、実際のショベルカーの動きを見て答え合せをするクイズや、ショベルカーに乗っての記念撮影もあり、楽しい見学会となりました。

仮囲いアートワークショップを実施しました_2022年9月12日・14日
成蹊小学校こみち科の授業で小学6年生が工事現場の仮囲を利用して壁画アートを制作しました。卒業記念作品として全クラスのみなさんにより校歌や成蹊学園のマスコットキャラクター“ピーチくん”が活き活きと描かれました。

木材産地での林業体験会を実施しました_2022年9月17日・18日
11号館は構造材や内装材に木を採用したハイブリッド建築です。11号館の木材産地のひとつである三菱製紙株式会社社有林「白河甲子の森(福島県西郷村)」にて、大学生が森林・環境の保全について学び、木の伐採や枝払いを体験する林業体験会を開催しました。

地鎮祭が執り行われました_2022年7月25日
お天気に恵まれた7月25日、成蹊学園・大学関係者、三菱地所設計関係者、竹中工務店関係者 合計 約60名の列席のもと、地鎮祭が執り行われました。地鎮の儀、玉串奉天などの神事が厳かに進行し、工事の安全を祈願しました。
