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竹中の人とストーリー
棟梁精神を現代に受け継ぐ
当社は、織田信長の普請奉行、竹中藤兵衛正高を始祖とし、代々宮大工として、幾多の名ある伝統建築を手がけてきました。 その棟梁気質とも言うべきものづくり精神の伝統は、400年に及ぶ当社の歴史の中で、建築を文化と捉えて作品主義を貫いてきた、設計施工一貫方式のなかに、いまも脈々と受け継がれています。
伝統建築と現代技術の融合― 古の知恵に学び、新しい伝統建築の提案をします
伝統建築を守る技術― 文化遺産を後世に伝えるお手伝いをします
環境にやさしいエコ技術― 持続可能な技術を生かした伝統建築を目指します
古代を読み解く保存修理― 国宝を最新の構造解析技術により、内倒れや垂下などの問題を解決する構造補強を実施しました
1300年の時を超え、蘇った威容― 奈良時代の建築をできるだけ忠実に再現するため当時の材料と工法を可能な限り採用しました
平城遷都1300年記念事業に宮殿建築が復原― 奈良の都の国家的儀式などが行われた中心的宮殿建築を免震など最新技術で、当時の姿を復原しました
幕末の箱館にあった奉行所を復元― 発掘調査・文献資料や古写真を手掛かりとして検証し、可能な限り当時の材料と工法で再現 しました
日本で最初の近代オフィスビルを復元― 明治期のレンガ造建築を当時の材料・工法で再現し、免震などの最新技術により美術館として蘇りました
唐招提寺金堂(国宝)は8世紀末に建立後、すくなくとも鎌倉・江戸・明治と過去3回の大修理が行われたが、阪神淡路大震災を契機に、保存の機運が高まり、2年間の建物調査を踏まえ、平成12年(2000年)より平成大修理事業が始まった。 構造解析技術提案コンペが実施され、当社案が採用、現代技術の粋を結集、創建以来初めての全解体大修理に当社の最新技術が寄与している。 ※保存修理:奈良県教育委員会文化財保存事務所
椿山荘三重塔は、築造約600年・移築後85年を経過し、塔の老朽化も著しい状態でした。宮大工の知識、近年の塔に関わる構造力学の知見を活かし、最新技術「亜鉛アルミダンパー」も用いて、外観を維持したまま耐震性の向上を図りました。 *現:ホテル椿山荘東京
安産・子授けなどの御利益で知られる東京日本橋の神社「水天宮」の、江戸鎮座200年記念事業の一環として、境内を一新した御造替(ごぞうたい※建替工事)です。12日に一度巡ってくる戌の日や休祝日には多くの人が訪れるため、参詣者の安全・安心を第一に考え、境内全体を基礎免震構造(鉄筋コンクリート造)としました。社殿ではコンクリート躯体の内外に宮大工の伝統技術を活かし、白木の伝統木造様式を表現しています。
善導寺は、全国に7寺院ある浄土宗大本山のひとつで、境内には8棟の重要文化財建造物を有しています。2008年から4年以上の年月を掛けて、その過半の施設を修理しています。 屋根茅葺き、土物左官仕上、三和土土間仕上、彩色、木材の各種繕い手法などの特殊な仕様も適用されています。
前田邸和館は、戦前の華族等邸宅の特徴の一つである和洋館並列型住宅が、庭園と併せてほぼ当初の姿のまま残っている貴重な遺構です。既存の木造仕様を活かしながら、複雑な天井懐の躯体等も精緻に実測し、既存建物との干渉を極力抑えて鉄骨を主体とした補強で、文化財の継続に相応しい耐震性を実現しています。
西本願寺伝道院は、ドーム屋根を頂く八角堂を持つ個性的な外観にもかかわらず、京都市内の路地に思いのほか、ひっそりと馴染んで建っています。文化財的価値の保全と有効活用の調和を図ることを方針として、活用を実施しています。外観を損ねぬような設備計画を行うことで、省エネ化を実現しています。また、既存のCAD図面化により、記録保存の充実を図っています。
ジェームス邸は、イギリス人貿易商ジェームスの自邸として1934年当社設計施工で建築されました。 行政、住民、所有者、事業者、設計施工者が協力し、文化財に指定し存続する仕組みを構築し、新たにウエディング施設として活用することになりました。