Solution
周辺環境を乱さない解体工事
-竹中ハットダウン
工法-
-竹中ハットダウン
工法-
周辺環境に配慮した超高層建物・煙突の解体技術
建物上部を覆う「移動式解体工場」が建物や煙突を解体しながら順次地上まで降りてくる。
これが当社の開発した超高層建物・煙突の解体技術「竹中ハットダウン工法」です。工期の短縮と低騒音、低振動・粉塵を同時に実現しました。
旧ホテルプラザ解体工事、清掃工場建替工事でその効果を実証済みです。
竹中ハットダウン工法による煙突の解体
清掃工場の煙突解体に「竹中ハットダウン工法」を採用しました。
外筒躯体にアスベスト、内筒にダイオキシン類が含有されており、周辺環境に配慮して全天候型解体空間を構築した移動ステージを煙突上部に設置しました。風雨を避けることができ、作業員にとっても環境の良い作業空間を構築した技術です。
地上でステージを地組みし、自力で煙突頂部まで上昇させた後、ステージ内に設置した天井クレーンを使用して内筒の揚重解体、ワイヤーソーで小割した外筒躯体を揚重解体します。また、外筒を解体しながらステージを自力で下降させて、地上から解体を行います。
小型AMDを使った解体工事による振動の低減
AMD(Active Mass Dumper)は、振動を打ち消す方向に錘を動かすことでその揺れを小さくする装置で、高層ビルの風揺れ対策などに使われてきました。
当社は解体現場に隣接する建物に小型化したAMDを据え付け、解体工事の振動を低減する技術を開発し、既に多くの適用実績を積んでいます。
関連ソリューション
ダンパーが地震エネルギを吸収し、建物の揺れを低減-制振構造-