－位置プラス®－
人手不足に悩む建設業界において、作業所員や作業員等の業務時間は多大なものとなっています。例えば、広い現場では作業員や高所作業車を探したり、作業車の予約や管理をしたりするにも一苦労です。仕上工事の進捗状況を把握し、管理表を作成するのにも多くの手間がかかっていました。
それらを解決するべく開発した業務効率化アプリが「位置プラス®」シリーズです。ビーコンやGPSなどの位置認識と工事の情報を連携させる技術によって、さまざまな業務時間の削減に貢献します。
2020年現在、3つのアプリを提供しており、全国の建設現場に向けて販売するなど、積極的に展開しています。
位置プラス®探
「位置プラス®探」は、建設現場内の人やものの位置を把握するためのアプリです。
平面図に建設機械（高所作業車やフォークリフトなど）や作業員の位置が表示されるので、広大な作業所内でもすぐに探すことができます。さらに、平面図だけでなく、名前から検索することも可能です。
位置認識にはBLEビーコン(※1)を使っていますので、GPSの届かない屋内でも使えます。
導入効果
ある作業所では、一人当たり毎日30分かかっていた建設機械の探索時間が、ほぼゼロになりました。- 1 Bluetooth Low Energy（BLE）ビーコン：低消費電力の近距離無線技術を利用したBLE信号の発信機。
高車予約
「高車予約」は、高所作業車の予約･管理ができるアプリです。
よくあるホワイトボードや紙の帳簿の管理では、予約･配車･返却に多くの手間がかかっています。「高車予約」は、現場員のタブレット端末やスマートフォン、PCを通じてリアルタイムで利用･予約状況を閲覧できる上、平面図で探した高所作業車をそのまま予約できます。さらに予約率や貸出実績をデータで把握できるようになり、管理効率も飛躍的に向上します。
導入効果
ホワイトボードで高所作業車の予約管理をしていたある作業所に導入したところ、予約･配車･返却に係る時間を約70％するとともに、稼働率の低い作業車を返却することで、延べ台数を約15％削減しました。位置プラス®進捗
「位置プラス®進捗」は、仕上工事や設備工事の進捗管理を効率化するアプリです。
これまでの進捗管理表を用いたアナログ管理では、部屋ごとの工事進捗の情報収集や集計に手間がかかっていました。「位置プラス進捗」は、作業者のスマートフォンを通じて、いつでもどこでも工事の進捗情報を更新･確認できます。進捗情報の表示方法として、表形式の「鳥かご表」、図面上に情報を表示する「進捗図」、全容が一覧できる「進捗線」の３つの方法を備え、利用シーンに合わせて進捗状況を管理できます。
各部屋を確認して回る⼿間がなくなりますので、マンションや病院、ホテルなど、部屋数が多く、仕上げ工事などの進捗管理工数が大きい現場で特に効果を発揮します。元請ゼネコンは管理⼯数を削減でき、協⼒会社側も、次作業の段取りや⼈員配置の効率化が期待できます。
導入効果
大規模な集合住宅の作業所において、本アプリを導入した結果、工事進捗の情報収集や記録、共有などにかかる時間を約50％削減しました。問合せ窓口
「位置プラス」シリーズは、グループ会社の株式会社朝日興産を窓口に、全国の建設現場に向けて提供しています。
株式会社朝日興産 販売部IoT推進グループ
トップページ：https://www.asahi-ko-san.co.jp/
位置プラスサイト：https://www.asahi-ko-san.co.jp/ichiplus/
TEL：03-5653-5092（東日本、東京支店販売部）／06-4706-2223（西日本、大阪支店販売部）