
自律走行でアシスト
-建設サービス
ロボット-
開発の背景
建築生産とは、搬送である
そう言われるほど、建設工事の中で「搬送」は非常に高い割合を占めています。
大量の資材はもちろん、夏場は熱中症対策のドリンクなども搬送が必要です。
自律的に動くロボットを現場に導入するため、サービスロボットRICEに着目しました。
建設ロボットプラットフォームでコントロールし、BIMデータを活用して現場を自律走行。
エレベータシステムとも連携することで、複数階の移動も可能になりました。
RICE(ライス)は、アスラテック株式会社が日本国内で提供する自律走行型の屋内配送ロボットです。
建設現場での活躍
配送だけでなく、建設現場でさまざまなサービスをしてくれます。
機能
エレベータに乗って、複数フロアを自動で移動します。
RICEと、施工中の本設エレベータを、建設ロボットプラットフォームに連携させます。
そうすることで、RICEはエレベータに乗って移動し、複数階を行き来しながら、物を配送できます。
建設ロボットプラットフォームは、BIMで地図を作成するため、手動操作で走行ルート設定を行う必要がありません。
iPadやPCで遠隔操作できます
充電や異常検知など、遠隔で監視・制御できます
360°カメラで、現場内を巡視できます
障害物を避けながら移動できます
タスク終了後は、充電ステーションに自律で戻ります
今後の可能性
RICEで行ったRPF・BIM・本設エレベータとの連携を他のロボットでも実現
デジタルツイン化を行い、シミュレーションや共有マップでのルート設定を容易に
全方向移動型滑り込み式運送台車 クローラTO®
狭い場所でも500kgの台車をリフトアップ!
工事用エレベータの前が狭いためにフォークリフトが使えず手作業で台車を積み込んでいる場合に使用します。
台車の下に潜り込ませて持ち上げ、そのままエレベータへ積み込みます。
高齢作業員や女性作業員でも、重量物の搬送が簡単に。
クローラーTO®本体
操作状況