

都市の変化に左右されない建築をつくる
パシフィックセンチュリープレイスジャカルタ
ジャカルタ中心に位置する再開発街区「Sudirman Central Business District」の一街区を敷地とした超高層オフィスである。ミラーガラスによるアイコニックな輪郭を持つ周囲の超高層ビル群に対し、水平フィンのみが積層する透明で輪郭の曖昧なファサードデザインにより、「Timeless and Unique」の体現を目指した。また、インドネシア初のLEEDプラチナ認証取得とCFT柱の採用、36時間全負荷バックアップによるBCP等を実現し、グローバル市場におけるプレミアムオフィスとして不動産価値を高めている。
断面詳細図
Information
- 所在地
- インドネシア共和国ジャカルタ
首都特別州ジェンドラルスディルマン通り
52-53区画SCBD10番地
- 建築主
- パシフィックセンチュリー
プレミアムディベロップメンツリミテッド
- 主要用途
- 事務所
- 工期
- 2015年1月~2017年11月
- 敷地面積
- 9,277.00㎡
- 建築面積
- 3,633.00㎡
- 延床面積
- 148,375.00㎡
- 階数
- 地下6階、地上40階、塔屋2階
- 主構造
- 鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨造
鉄筋コンクリート造
- 受賞
- 日本建築学会 作品選集2020
- 雑誌掲載
- ディテール No.216
車戸城二
梅原豊
平尾雅之