社会課題を解決するマトリックス組織
竹中工務店設計部は、国内7本支店と国際支店の設計部が地域に密着した設計活動を行うとともに、マトリックス組織として設計職能を束ねる設計本部が各本支店への方向づけと支援をすることで、プロジェクトへの即応性と社会の多様な課題の高度化に対応してきました。
喫緊の「地球規模での温暖化防止策の確実な実行」「デジタル化社会への対応」「日本における人口減少社会への対応」という、社会のあり方の根幹に関わる課題に立ち向かうため、環境設計コンサルティング、コンピュテーショナルデザイン、BIM推進のグループを設計本部に設け、ソリューション力の一層の強化を図っています。
さらに、開発計画本部やまちづくり戦略室と連携した地域再生、エンジニアリング本部と連携した環境エネルギーや木造・木質化による森林グランドサイクル、技術本部を起点としたスタートアップ企業との協業をはじめ、社内外との連携を深めたマトリックス組織を生かしたソリューションにより、デザイン領域を拡張して社会変革課題にアプローチします。