渋谷の坂を取り込んだ立体街路
渋谷 パルコ・ヒューリックビル
1970年代から渋谷の街と共に文化をつくり、パルコの旗艦店として発展してきた渋谷PARCOの建て替え計画である。渋谷の特徴である「坂」や「通り」、街の「界隈性」を建物外周に立体街路として取り込み、周囲の人の流れや賑わいをそのまま建物へと繋げる回遊動線をつくっている。新生渋谷PARCOは、店舗・劇場に加え、新たにオフィス機能を付加した複合施設として生まれ変わり、次なる渋谷の文化を創造・発信する新たな舞台となることを目指した。
Information
- 所在地
- 東京都渋谷区宇田川町15-1
- 建築主
- 宇田川町14・15番地区第一種市街地
再開発事業 個人施行者 パルコ
- 主要用途
- 店舗・劇場・事務所
- 工期
- 2017年5月~2019年10月
- 敷地面積
- 5,385.95㎡
- 建築面積
- 4,669.63㎡
- 延床面積
- 63,856.03㎡
- 階数
- 地下3階、地上19階、塔屋1階
- 主構造
- 鉄骨造(柱CFT造)
一部鉄骨鉄筋コンクリート造
- 受賞
- 第64回(2023年度)BCS賞
DFA Design for Asia Bronze Award
2020年度 グッドデザイン賞
日本空間デザイン賞2020
2019年 照明普及賞
- 雑誌掲載
- 新建築 2020.1
日経アーキテクチュア 2020.1.9
濱野裕司
加部佳治
垣谷伸彦