「未来唐草」を纏った価値創造拠点

資生堂銀座ビル

ブランド力強化のための「価値創造拠点」として、「先進性・豊かさ・オリジン」をコンセプトに計画されたオフィスビル。社名の由来である「万物資生」の精神を具現化するため、外装から内装までオリジナリティの高い表現を展開し、高い耐震性や環境配慮などの技術を導入した。上層に創発型のワークプレイス、低層に情報受発信のための多目的ホールやギャラリースペース、路面にはレストラン等を設け、銀座という地の利を活かした、地域の発展に寄与する用途で構成した。

資生堂を象徴するモチーフからデザインした「未来唐草」のアルミシェード

資生堂を象徴するモチーフからデザインした「未来唐草」のアルミシェード

       断面詳細図

Information

所在地
東京都中央区銀座7-5-5
建築主
資生堂
主要用途
事務所・集会場
工期
2012年1月~2013年7月
敷地面積
1,116.76㎡
建築面積
939.75㎡
延床面積
9,957.77㎡
階数
地下2階、地上10階、塔屋2階
主構造
鉄骨造(柱CFT)
一部鉄骨鉄筋コンクリート造


受賞
第56回(2015年度)BCS賞
平成26年 日本建築士会連合会賞(会員作品展) 奨励賞
平成28年度 日事連建築賞 一般建築部門: 優秀賞
第24回 AACA賞 AACA優秀賞
2014年度 JIA日本建築大賞・JIA優秀建築賞
2014年度 グッドデザイン賞
インテリアプランニングアワード2014 優秀賞
JCDデザインアワード2014 銀賞
DSA空間デザイン賞2014 空間デザイン優秀賞
第27回 日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞
東京建築賞2015 第41回建築作品コンクール 一般一類部門 奨励賞
雑誌掲載
新建築 2013.11
作品選集 2015
日経アーキテクチュア 2014.2.10
近代建築 2013.12
商店建築 2013.12
ディテール No.199
ディテール No.201

濱野裕司

美島康人

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