パソコンやiPadなどで容易に3D疑似体験が可能な「VRuno®」開発~設計段階でお客様が建物外観・内部の様子を体験できる~
2014年3月6日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:宮下正裕)は、バーチャル・リアリティで竣工前に建物の様子を容易に疑似体験できる「VRuno®(ブルーノ)」を開発しました。「VRuno」は、3次元ゲーム感覚の自在な視点による建築空間体験用ツールです。「VRuno」を使えば、ユーザーの思いのままに見る位置や方向を変えながらじっくりと見ることができます。今後は、まずは、設計段階においてお客様との意思疎通を図るためのツールとして活用していきます。制作費用と納期は、建物規模や空間の複雑さなどによって異なります。
■「VRuno」の特徴
- 1.リアル
仕上げ材の質感や光による見え方などがリアルにシミュレートされるため、竣工時のイメージを各関係者と容易に共有できます。 - 2.手軽
パソコン※1で簡単に利用できるため、セットアップに特別な機材や専門知識はいりません。また、実物大模型を作ることが困難なときであっても、建設プロジェクトの早い段階でデジタル・モックアップによる検討ができるため、意思決定や合意形成を早めることができます。 - 3.自由な視点
ユーザーは疑似空間のなかで自在に視点を移動させながら見たいところをじっくりと見ることができます。従来の図面や完成予想図だけではわかりにくかった複雑な設計情報も、「VRuno」を使えば容易に理解することができます。 - 4.複数案の切り替え
いくつかの案をボタン一つで瞬時に切り替えて表示することができます。これにより、内装材の色や種類、間仕切り壁を設置するかどうかなどをお客様が容易に決定することができます。 - 5.多種のデバイスに対応
パソコンのほかに、iPad※2>、ヘッドマウントディスプレイ、立体視モニター、当社開発のvisiMax®※3に対応しています。
- ※1推奨環境OS: Microsoft Windows7 (32bit/64bit)、グラフィックボード:(表示する内容の複雑さにより)NVIDIA GeForce GT 600シリーズ以上。MicrosoftおよびWindowsは米国およびその他の国々においてMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。
- ※2iPadは、米国およびほかの国々で登録されたApple Inc.の商標です。VRunoのiPad版には一部機能制限があります。
- ※3visiMax®は、竹中工務店が開発したドーム型スクリーンを使用したビジュアルシミュレータです。