ギャラリーエークワッドがメセナアワード2014「メセナ大賞」を受賞

2014年10月10日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)が運営支援する公益財団法人ギャラリーエークワッド(所在地:東京都江東区、理事長:山下順弘)が、公益社団法人企業メセナ協議会が主催する「メセナアワード2014」において、「メセナ大賞」を受賞しました。
(詳しくは企業メセナ協議会HPをご参照ください。http://www.mecenat.or.jp/ja/

ギャラリーエークワッドは、2005年に竹中工務店東京本店内に開設して以来、様々な企画展を通して「建築の愉しみ方」や「建築のもつ芸術性や文化」を発信し、質の高い文化の振興に寄与する活動を続けています。
今回の受賞は、「建築をとりまく生活文化をベースに、独自の切り口で文化の多様な考え方を提案している。消えゆく日本の建築文化を取り上げ、再評価のきっかけづくりに貢献している。」ことなどが高く評価されたものです。
「メセナ大賞」は、(該当年度・2013年の)芸術・文化振興による社会創造に貢献した活動のうち、最も優れた活動として選考されたもので、建設業界からの「メセナ大賞」の受賞は初めてのことです。
なお、メセナアワードでは2008年に、同じく竹中工務店が運営支援する竹中大工道具館が「伝統技能継承賞」を受賞しています。
当社は、「竹中大工道具館」「ギャラリーエークワッド」「竹中育英会」の3つの財団法人の運営支援を通じて、「伝統技能の現代・未来への伝承」「現代の建築文化の社会への発信」「未来の社会を担う人材の育成」を柱とした、過去・現在・未来をつなぐCSR活動により、今後も社会に貢献してまいります。

メセナアワードとは(企業メセナ協議会HPより引用)…
公益社団法人企業メセナ協議会が、企業・企業財団による優れたメセナ活動を顕彰するもので、企業によるメセナの充実と社会からの関心を高めることを目的に、1991年に創設。芸術・文化振興による豊かな社会づくりにつながるメセナ活動をひろく対象としている。大賞の選考ポイントとしては、経営資源を活動にいかす工夫、芸術・文化や社会・地域とのかかわり方、活動の展開や継続への意欲、芸術・文化および社会に与えるインパクトや貢献度などがあげられている。
本年度は102件の応募の中から、外部の有識者により選考。本メセナ大賞の他、優秀賞5件、特別賞(文化庁長官賞)など計7賞が選ばれた。
本賞の贈呈式は、11月21日(金)に東京南青山のスパイラルホールで行われる。

■2013年のギャラリーエークワッドでの展示

トーヴェ・ヤンソンの夏の家

トーヴェ・ヤンソンの夏の家
(2013.7.12~2013.9.30)

三里塚教会物語と吉村順三展

三里塚教会物語と吉村順三展
(2013.11.1~2014.1.23)