竹中技術研究所見学会を開催~「土木の日」にちなみ、地元の印西市立六合小学校5年生16名を招待~

2014年12月10日
株式会社竹中工務店
株式会社竹中土木
株式会社竹中道路

株式会社竹中工務店(社長:宮下正裕)、株式会社竹中土木(社長:竹中康一)、株式会社竹中道路(社長:藤本庄二)は、12月10日(水)に先月18日の「土木の日」にちなみ、地元の印西市立六合小学校5年生16名を対象に竹中技術研究所の見学会を開催いたしました。これは、「土木の日」の関連イベントとして、公益社団法人土木学会関東支部が各建設会社などと共同で開催する研究所公開の一環として3社が行っているもので、今年で21回目の開催となります。

見学会では、東野雅彦技術研究所副所長の「この研究所では、橋や道路、建物をつくるための技術を開発しています。今日は楽しく勉強してください。」という挨拶の後、「土木の日」の由来について説明がありました。その後、緊急地震速報の可視化、レンガアーチ橋の製作を体験したほか、音響実験室、ビジマックス®など見学しました。小学生たちは学校の中では見ることのできない様々な施設や実験を元気一杯に楽しんでいました。

  1. 緊急地震速報の可視化体験では、おもりとバネで繋げられているP波とS波を起こす実験装置で、P波とS波の揺れの違いを学び、緊急地震速報の仕組みを理解しました。
  2. レンガアーチ橋の製作体験では、長さ1.3m、幅0.4mのアーチ橋をレンガで造りました。木造の型枠の上にレンガを等間隔に置いた後、レンガの隙間に砂をしっかりと詰めて橋を作り、できあがった橋の上を実際に歩いて自分達で作った橋のでき栄えを確かめました。
  3. 音響実験室では無響室・残響室で、手を叩いたり、大きな声を出して響きの違いを体験しました。
  4. ビジマックス®では、3次元CADのデータをもとにコンピュータ上に構築した仮想空間内を、あたかも建物の中にいるような臨場感で歩き回りました。

3社では、この見学会で各種実験の体験や実験施設の見学を通して、次世代の人達の建設業や土木工学に対する理解や関心が深まることを期待しています。

緊急地震速報の可視化体験

緊急地震速報の可視化体験

レンガアーチ橋の製作体験

レンガアーチ橋の製作体験

■見学会の概要

主催 公益社団法人土木学会関東支部・株式会社竹中工務店・株式会社竹中土木・株式会社竹中道路
対象 印西市立六合小学校5年生16名
日時 2014年12月10日(水)9:00~11:00
場所 竹中技術研究所 千葉県印西市大塚1-5-1
見学内容
  1. 1.緊急地震速報の可視化体験
     P波とS波を起こす装置で、P波とS波の違いを学び、緊急地震速報のしくみを理解。
  2. 2.レンガアーチ橋の製作体験
     長さ1.3m幅0.4mのアーチ橋をレンガで製作。
  3. 3.無響室・残響室
     無響室、残響室で手をたたいたり声を出したりして音の反射を体験。
  4. 4.ビジマックス®
     コンピュータ上に構築した仮想空間を体験。