竹中マイスター制度の資格区分に「グランマイスター」を新設~65歳を超えたシニアマイスターを対象に新たな報奨制度を導入~

2019年3月19日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、竹中マイスター制度※1を改定し、「竹中優良職長制度」の資格区分に「グランマイスター」を新設します。
これまでの制度では、優良職長の資格をシニアマイスター、マイスター、ジュニアマイスターに区分した認定をして、それぞれ当該年度の貢献に応じた職長報奨を実施してきましたが、全ての認定者は65歳到達により認定が終了していました。
このたび、優良職長の中でも最上位資格であるシニアマイスターに限り、65歳を超え、認定要件を満たす方を「グランマイスター」として認定し、その定年を70歳としました(改定概要①参照)。
「グランマイスター」は、引き続き職長として、後進の指導・育成、技術の伝承などを主に担います。このたび5人をグランマイスターに認定しました。

  • ※1竹中マイスター制度
    1991年より当該年度の貢献に応じて実施している「職長報奨制度」、2012年にスタートした「竹中優良職長制度」、2017年にスタートした「竹中優良技術者制度」の総称。グランマイスターは、「竹中優良職長制度」の資格区分に新設される。

また、優良職長の認定要件である当社作業所での稼働日数に関して、職種を3つのカテゴリーに分類し、職種に応じた必要稼働日数を設けました。稼働日数の要件を一部緩和することで幅広い職種から優良職長を認定できるよう職種間の認定の機会の均等化を図りました。(改定概要②参照)

改定概要

①「グランマイスター」新設

名称 グランマイスター
認定対象 シニアマイスターとして、認定前年の12月末日時点で65歳を迎えた者
定年 満70歳(70歳に到達した年の翌年2月に開催される竹和会総会の日)
報奨および記念品 初年度
2年目以降 商品券6万円 稼働日数:一  般 90~120日未満、
特定Ⅰ種※2 55~120日未満、
特定Ⅱ種※2 20~120日未満
(同上)7万円 120~150日未満(全職種)
(同上)8万円 150日以上(全職種)
  • ※2 特定Ⅰ種:
    掘削工、鉄骨工(デッキ工、耐火被覆工等)、PCPS工、その他く体工(コンクリート圧送工等)、既成コンクリート工、防水工、石工、タイル工、金属製建具工、内装工、昇降機設備工、その他設備工

    特定Ⅱ種:
    くい工、山留め工、ガラス工、その他仕上工(ユニット工等)、雑種工作物工(造園工等)

②「竹中優良職長制度」資格認定の必要稼働日数の一部緩和
(特定Ⅰ種、特定Ⅱ種における稼働日数を緩和)

現行 改定後
初年度 全職種 一般
(特定Ⅰ・Ⅱ種を除く)
特定Ⅰ種 特定Ⅱ種
150日以上
(東京・大阪)
150日以上 90日以上 30日以上
120日以上
(東京・大阪以外)
120日以上 70日以上 25日以上
2年目以降 90日以上(全国一律) 90日以上 55日以上 20日以上

当社は、今後も協力会社の優秀な人材を報奨しモチベーション向上を図れるよう制度を適宜改善しながら継続的に運用していきます。