アメリカ合衆国 オレゴン州 ポートランド市における再開発事業「Press Block プロジェクト」へ参画

株式会社竹中工務店(取締役社長：佐々木 正人)、中央日本土地建物株式会社(代表取締役社長：三宅　潔)、野村不動産株式会社(代表取締役社長：松尾 大作)、飯野海運株式会社(代表取締役社長：當舍 裕己)は、現地事業者の「Urban Renaissance Group」ならびに「Security Properties」とともに、オレゴン州ポートランド市において、再開発事業「Press Block プロジェクト」に取り組むこととなりましたので、お知らせいたします。本プロジェクトはエリア最大規模の再開発事業となります。

ポートランド市はアメリカ西海岸北部に位置するオレゴン州最大の都市です。同都市はコンパクトシティの代表的事例として知られ、住みやすい街として毎年人口の流入が続いています。近年は半導体などのハイテク企業のプレゼンスが高まり、世界的な大手企業の本社が数多く集積しています。

この度、参画する「Press Block プロジェクト」は、ポートランド市の中心業務地区から西に約1km、ライトレール(以下、LRT)の「プロビデンスパーク」駅から徒歩1分の交通利便に優れたエリアに位置する、地上24階/地下5階建て、総戸数341戸の賃貸住宅棟と地上4階/地下4階建ての商業・オフィス棟からなる複合開発です。また、同物件は米国グリーンビルディング協議会(USGBC)の環境性能に関する評価制度「LEED」（Leadership and Energy in Environmental Design）認証を取得予定です。

本プロジェクトを推進するポートランド市は、オレゴン州最大の都市です。古くは林業や、農業が盛んであり、近年は半導体などのハイテク企業のプレゼンスが高まっています。1970年代後半から行政主導の街づくりが進められ、「都市成長境界線」を設定し、開発はその内部に限定するという都市政策により「コンパクトシティ」の先駆けとなった都市として知られています。また、歩行者中心の街づくりでも世界的に知られ、歩行者、自転車専用道路や公園が整備されています。人に優しい街として、常に「米国で最も住みたい街」の上位にランキングされ、毎年人口・企業の流入が続いている都市です。

本プロジェクト周辺には、州内屈指の名門公立高校である「リンカーンハイスクール」や約2.5万人収容のサッカースタジアム、西側のヒルトップには高級住宅街が広がります。また交通利便性も高く、空港・中心業務地区・郊外ビジネス地区にもアクセスが可能なエリアです。