TNFD開示提言に賛同し、「TNFD Adopter」に登録~ダボス会議にて「Early Adopter」として公表~

2024年01月22日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:佐々木正人)は、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosure)が、2023年9月に公表した開示提言を採用する「TNFD Adopter(※)」に、今後の情報開示を行う意思を表明し、登録しました。
このたび、2024年1月15日から開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)において、早期採用者(Early Adopter)として公表されました。

  • 「TNFD Adopter」とは、TNFD提言に沿った情報開示を行う意思をTNFDのウェブサイト上で登録した企業・組織を指し、2024年度分または2025年度分のいずれかにおいて、TNFD提言に準拠した開示を行うことが求められるもの。
TNFD

環境との調和をもとに、持続可能なまちづくりを推進する当社は、2009年に環境方針を制定し、2020年からは、生物多様性を重要課題(マテリアリティ)の一つとして特定しています。
生物多様性の保全・回復を目指す活動としては、2017年より「清和台の森づくり」の取り組みを進めています。これは兵庫県川西市清和台の丘陵地にある、敷地面積約8haの当社研修所内の森林・緑地の再生を通じて、森・人・技術を育て、持続可能な社会の実現に向けた社会課題解決につなげるものです。
また、千葉県印西市の当社技術研究所内に、お客様や社会の課題を多目的に解決するグリーンインフラと生物多様性保全・回復の研究開発フィールド「調の森SHI-RA-BE®」を設けて、お客様や社会の課題解決に取り組んでいます。
今後も竹中グループ一体となって様々な取り組みを進め、TNFDフォーラムの情報開示フレームワークに従って、ステークホルダーに情報開示を行うとともに、企業価値向上に取り組んでいきます。

関連コンテンツ

当社は、生物多様性の保全及び回復に関わる深い知見と課題解決力を活かし、自然の恩恵を将来にわたって享受できる自然共生社会を実現していきます。