CDP気候変動のAリスト(最高評価)に認定気候変動への対応が総合的に評価される
2025年2月7日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:佐々木正人)は、環境情報の開示を推進する国際的な非営利団体であるCDP(本部:英国ロンドン)より気候変動部門において最高評価にあたる「CDP2024気候変動Aリスト」企業と認定されました。気候変動に対する当社の対応が世界的に先進的なレベルにあるとの評価を受けました。
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CDPについて
CDPは、2000年に英国で設立された、自治体や企業を対象とした環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体です。
CDPでは毎年、世界主要企業に環境対策に関する取り組みや、その情報開示等について質問状を送付し、その回答に基づいて戦略や対応、情報開示等の取り組みについて、「A」、「Aマイナス」から「D」、「Dマイナス」までの8段階で評価し、優れた企業を「Aリスト」として公表しています。2024 年の調査では、全世界で約24,800社を超える企業が回答し、日本企業は2,100社以上が回答しています。
竹中グループの取り組み
当社グループは、2023年に「竹中グループ環境戦略2050」を策定し、脱炭素社会、資源循環社会、自然共生社会の実現に取り組んでいます。その中で、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、グループ全体を対象としたCO2削減長期目標を設定しています。スコープ1+2※1については、2019年比で46.2%削減する目標において、2024年3月にSBTi※2の認定を取得しました。
当社は、環境戦略の進捗を関連部署やグループ会社と連携して把握しています。情報を迅速に開示する体制づくりを進め、2024年9月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に沿った内容の拡充をはかり、CDPの回答へ反映しました。
今後も、竹中グループ一丸となり脱炭素社会の実現に向けたさまざまな取り組みを推進し、気候変動への対応を加速して参ります。
- ※1スコープ1:直接排出(燃料等)、スコープ2:エネルギー起源の間接排出(電力等)
- ※2パリ協定が求める水準と整合した、科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標(Science Based Target)であることを認定する国際的なイニシアティブ