竹中技術研究所「調の森 SHI-RA-BE®」 が国土交通省「優良緑地確保計画認定制度TSUNAG」のトリプル・スター認定を取得

竹中工務店（社長：佐々木正人）は、国土交通省が創設した「優良緑地確保計画認定制度 TSUNAG」の初回認定において、竹中技術研究所（千葉県印西市）の「調の森SHI-RA-BE®」を含む緑地でトリプル・スター認定を本日取得しました。

同制度は、都市緑地法に基づき、民間事業者等による良質な緑地確保の取り組みを、国土交通大臣が気候変動対策・生物多様性の確保・Well-Beingの向上等の「質」と緑地の「量」の観点から評価・認定するものです。

本認定では、緑地の質・量の両方の評価レベルに応じて３段階でランクが付与されます。当研究所が立地する千葉県北総地域の地形や自然を読み解き、雑木林、草原、湖沼等、今も残るこの地域らしい景観の再生や生態系ネットワークの強化に取り組み、生物多様性の確保を進めた点が加点要素となりました。
「調の森SHI-RA-BE」では、雨水貯留浸透技術「レインスケープ®」をはじめ、鳥類の生息環境創出、エコトーン再生、在来草原再生、希少な水草の生息域外保全、都市農業、都市養蜂など、先進的な取り組みを継続的に実施しています。これらの技術は、気候変動対策・生物多様性の確保・Well-Beingの向上など、多面的な環境価値創造への貢献が期待されます。
今後は本認定の取得を通じて得られた知見を活かし、ネイチャーポジティブ実現に向けたお客様の認証、認定取得を支援してまいります。