基本給重視の方針に基づき、10%の賃上げを実施

2025年3月27日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:佐々木正人)は、2025年4月より、社員平均で10%(定期昇給を含む。昨年度比3ポイント増)の賃上げを始めとした処遇向上を実施します。

改定の背景

当社は、社員に対してより安定的な生活基盤の提供を最重要と位置付け、業績変動に左右されやすい賞与ではなく、基本給に重点を置くことを基本方針とし、これに基づき今回で3年連続となる基本給の増額を通じて、社員一人ひとりの生活の安定と将来への安心を実現します。

改定の目的と意義

  1. 1.安定的な生活基盤の確保
    業績変動の影響を受けにくい基本給を中心とした処遇の向上を基本方針とし、社員の将来設計を支援
  2. 2.建設業界の持続的発展への貢献
    基本給の大幅な引き上げにより、業界全体の処遇向上と魅力向上を先導
  3. 3.社会的責任の遂行
    継続的な賃上げによる経済の好循環への貢献と、マルチステークホルダー方針(※1)に基づく人的資本への還元

基本給の増額では、未来を担う若手のみならず、組織の中核として役割・職責を担う中堅管理職層にも比重を置いた配分設定とし、社員全体により公平に賃上げの効果が行き渡るようにしています。

また、基本方針に基づき、2025年度4月入社の新卒採用者の初任給についても既に大学院卒320,000円、大学卒300,000円(いずれも前年比2万円増)とすることを発表しています(※2)。

2025年度は、昨年度の作業所勤務者に対する手当の大幅な増額に続き、転勤時の負担軽減策や、キャリア継続支援施策、住宅関連支援制度の刷新、海外勤務者向け福利厚生制度全面改定などを予定しています。今後も、基本給を中心とした大幅な処遇向上と福利厚生の充実を両輪として、従業員の多様なニーズに応えることで、業績につながるエンゲージメントのさらなる向上に努めます。