社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを顕彰する「KAIKA賞」を2年連続で受賞

2015年12月4日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、一般社団法人日本能率協会が主催する「KAIKA Awards」において、2年連続で「KAIKA賞」を受賞しました。「KAIKA Awards」は、企業等による社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりに関する取り組みを顕彰する制度です。

当社の本年の受賞テーマは「体験型研修施設による建築技術者の育成及び教育関係者・学生への『建築』教育プログラムの実施」というものです。これは、工事中の集合住宅を想定し、配筋、型枠、コンクリート躯体などを再現した実物大模型などから成る竹中技術実務研修センター「想(おもい)」(兵庫県川西市)を中心に、「見て、触れて、体得する」ことによって建築施工技術の基礎を学び、ものづくりの型と「棟梁精神」を涵養するプログラムです。「想」では、建設技術者・技能労働者不足などの建設業界の抱える課題を強く意識し、当社従業員の研修にとどまらず、小・中学校及び工業高校の学校教員や建築系大学生向けの教育プログラムも実施しています。

「想」外観
「想」外観

昨年は、「伝統継承とDNA醸成、そして進化する『新社員教育制度』~竹中精神を基盤とした社会との対話~」というテーマで、新卒入社総合職全員が入社後1年間に亘り教育寮で生活しながら複数部門での業務経験を重ねるという、60年以上にわたって続く教育制度が「KAIKA賞」受賞を果たしています。

当社は今後も“人材育成を通じて企業価値を高め、社会課題を解決する”という使命を果たしてまいります。