「新価値創造力の向上」を目指した新しい研究所へ~「竹中技術研究所リニューアル」を実施~

2019年11月6日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:佐々木正人)は、「新価値創造力の向上」を目指し、当社技術研究所(千葉県印西市、1993年竣工)のリニューアル工事を実施しました。

今回、「新価値創造力の向上」を目指した2つのコンセプト①Creation ~一人ひとりの創造性が高まる環境へ~ ②Innovation ~オープンイノベーションを促進する環境へ~ を元に、既成概念にとらわれないゾーニング・空間設計と最新の建築・設備・情報技術を適用し、オフィスエリアを大規模にリニューアルしました。

デジタル分野の急速な技術革新など、変化が著しい昨今の社会・経済環境への対応に求められているのは“新しい価値を生む力”です。まちづくり総合エンジニアリング企業として“新価値創造力”を高めて社会課題に立ち向かい、お客様のあらゆるニーズを満たしてまいります。当リニューアルは、当社の各拠点で進めている施設整備の一環となります。ここでの実績・効果をさらに検証し、お客様の課題解決に貢献していきます。

「竹中技術研究所リニューアル」の内容

①Creation ~一人ひとりの創造性が高まる環境へ~

本リニューアルでは、ABW※1でよく見られる「家具・内装による多様性」と、「建築設計による多様性」を掛け合わせ、創造性を刺激するさまざまな空間を構築しました。さらに、多様な個人が行き交う空間設計により、今までにないコミュニケーションを醸成することにより、創造的活動の増加も期待できます。

  • ※1ABW:
    Activity based Workingの略。「打ち合わせ」や「集中して思考する」などアクティビティ(=行為)に応じ、ワーカー1人ひとりが自由に執務エリアを選択する働き方。
多様な空間・環境を積極的に導入したワークスペース

多様な空間・環境を積極的に導入したワークスペース

ワークスペース中央に配したシンボリックな大階段

ワークスペース中央に配したシンボリックな大階段

②Innovation ~オープンイノベーションを促進する環境へ~

外からの刺激によるイノベーションを目指して、課題の発見や解決策の創出につながる「深い対話の促進」と、「研究資源のオープンな活用」に適した環境を整備しました。分野や立場を超えたダイナミックかつセキュアな議論を加速させ、ときにはお客様さえも巻き込み、イノベーションの創出を後押しします。既にロボティクス分野のベンチャー企業などとの協業活動を開始しています。

最新技術の展示ゾーン

最新技術の展示ゾーン

社外の方々との共創ゾーン

社外の方々との共創ゾーン

「竹中技術研究所リニューアル」概要

建築主 (株)竹中工務店
建築地 千葉県印西市大塚1-5-1
構造 RC造
規模 地上4階、塔屋1階
建築面積 19,591m2
延床面積 39,162m2
設計・施工 (株)竹中工務店
工期 2018.7~2019.9

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CreationとInnovationをコンセプトに、「新価値創造力の向上」を目指したリニューアルの概要を約7分の映像にまとめました。