Solution
建設現場のタワー
クレーンを遠隔操作
-TawaRemo®-
クレーンを遠隔操作
-TawaRemo®-
タワークレーン遠隔操作システム「TawaRemo®」
大型タワークレーンのオペレータは、最大 50m 上の運転席へハシゴで昇っています。 狭い空間に一日中いるため、体への負担が懸念されていました。そこで開発したのが遠隔操作システムです。
当該システムを用いて地上にコックピットを配置すれば、遠隔地からタワークレーンを操作できます。また、若手オペレータの教育に活用することで、技能の向上や技術の伝承にも貢献します。
なお、本開発は、竹中工務店と鹿島建設の技術連携の一環として行っている「遠隔操縦システム」の開発項目です。
- KCLとは、カナモトが開発した通信システム(Kanamoto Creative Line)の略です。
適用事例
2019年に、大阪に設置した地上の専用コックピットから、名古屋に設置した大型タワークレーンを操作し、材料移動、積み込み・積み下ろし作業等の遠隔操作が可能であることを確認しました。2020年は、東京都内の建設現場から大阪府内の建設現場へと順次適用を進めていきます。
関連リリース
2020.06.16 タワークレーン遠隔操作システム「TawaRemo」を開発
2020.01.30 ロボット施工・IoT分野における技術連携について