室内緑化計画技術
建築設備と植物に関する総合エンジニアリングによる高品質な室内緑化空間の実現
1970年代以降、ビルの内部に大規模な緑化を施す事例が増加しました。アトリウムを中心とした室内緑化は都市と建築をつなぐ接点であり、コミュニケーションの場として重要な位置づけとなっています。またビル内で働く人や外来者に快適性を提供することを狙いとしています。
当社は1972年に大阪大同生命本社ビルでわが国初の本格的アトリウム緑化を企画・設計・施工し、植物選定・馴化技術や空調シミュレーション技術のノウハウを蓄積しました。この後、沖縄海洋博の熱帯ドリームセンターや国際花と緑の博覧会(大阪万博)咲くやこの花館などのわが国を代表する大規模で高品質な室内緑化空間を数多く提供しています。
室内空間に樹木や花卉などを導入する場合は室内特有の環境、すなわち、(1)光量不足、(2)室内特有の室温変化特性、(3)気流の過不足等を考慮し、建築の設計段階で室内環境のシミュレーションを実施し、樹種の選定、補光等の室内環境の修正を行う必要があります。当社は、建築設備と植物に関する総合的エンジニアリングにより高品質な室内緑化空間を実現します。
|
検討例
|