超高層免震構造
免震構造とは、建物に免震装置を設置し、免震層で地震の揺れを吸収することにより建物の耐震性を大きく向上する構造形式です。阪神・淡路大震災クラスの大地震でも、建物がゆっくりと揺れるため、建物の損傷がほとんどなく、家具の転倒も防ぐことができます。
当社は超高層建物においても、国内トップクラスの免震設計・施工実績数があります。また独自開発の免震装置など豊富な免震技術を保有しています。
超高層免震集合住宅
当社独自開発として1996年頃より高強度積層ゴムHSRやリニアスライダー・すべり支承の実用化を推進しています。HSRは一般的な積層ゴムより引張強度が大きいものであり,世界初の超高層集合住宅『パークシティ杉並和田』に採用しています。
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ハイブリッド免震システム
『梅田DTタワー 』はリニアスライダー、多機能オイルダンパーなどの免震デバイスを結集した「ハイブリッド免震システム」として世界で初めて超高層オフィスビルに適用しました。
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超高層免震オフィスビル
超高層オフィスビルにも免震構造が採用されています。柱型が室内側に出ないため、安心安全とともに広い執務空間を確保しています。
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フェールセーフ機能付きダンパー
2003年の十勝沖地震以降、社会的に長周期地震に対する問題提起がなされ、当社でも免震構造のフェールセーフ機能を備えた「回転摩擦ダンパー」(海外メーカーからの技術導入)を開発し『ローレルタワーサンクタス梅田』等、集合住宅や研究施設に適用を推進しています。
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