電子デバイス・先端材料 製造施設（セキュア ファブ ワークス）

新規事業の拠点となる生産研究施設です。東西147m南北70m、10,000㎡の最大平面を確保、柱スパンの最大化、建築・設備のモデュール化などにより汎用性を高め、事業環境変化による将来の用途変更にも備えています。大空間の生産エリアは成層空調によって快適性と省エネルギーを両立しました。横長の窓を全周に廻し、建物の内部深くまで外部が感じられる快適な研究空間としています。

敷地内に点在する製造工場を集約した、本社拠点再編の礎となる製造施設です。プロダクトの組成をモチーフとしたデザインを、外部から内部まで展開しています。多様な眺望を切取るスリットは従業員のリフレッシュを促すと共に、外装を特徴づけ、雪国の田園地帯の新たなランドマークになっています。工場の集約・エンジニアリング技術の統合により効率性を高めた、最先端の製造拠点を実現しました。

当施設は河口に近い川ベりの工場団地に建つＬＥＤの生産工場です。基礎免震構造を採用し、更に１フロアを地盤面から2.2ｍ上げて、地震・津波に強い施設を目指しています。
約100ｍ四方のシンプルな直方体に、玄関ホール、展望室、ＥＶホールなどの機能を整然と配置し、適度なスケール感と緻密さを持った外観は工場団地の旗艦工場として存在感を放っています。

中国江蘇省無錫市に計画された電子部品生産工場です。「人と技術を進化させるDream Factory」の具現化に向け、働き方改革や安心安全の強化に対応しつつ、来訪者を迎え入れる開かれた工場を目指しました。工場の顔となる管理厚生棟は、展示ロビーや吹き抜けでつながるオフィス、カフェテリアなどで構成されます。最新鋭のモノづくり拠点にふさわしい、高品質な先端生産施設を実現しました。

急速なEVシフトが進む欧州で、既存エンジン工場の敷地内に創出された電気自動車用バッテリー組立工場です。メインオフィスと生産エリア内オフィスには、従業員が個々のデスクに縛られず、柔軟に働き場を選択できるよう、多様な打合せ・休憩スペースを配しました。木目調のインテリアがワークプレイスに暖かみと親しみをもたらし、意匠性と吸音性を兼ね備えた冷暖房輻射パネルが快適な環境をつくり出しています。

バンコクから東へ90kmの工業団地に新たな生産拠点をつくるプロジェクトです。正面道路から十分な引きをとった長さ161ｍワイドの立面を横連窓で構成し、水平を基調とする端正で大らかな外観デザインとしました。来客用エントランスは、企業の製品展示が行えるショーケースとし、受付や打合せ、靴履き替え等の多機能をサポートしながら、シンプルなディテールでまとめ、見通し良く透明性が高い設えとしました。

スマートフォンやタブレット等に使用される２次電池の世界最新鋭製造工場です。
東北の主要幹線である国道４号線に面し、ソニーの生産拠点であることを強くアピールしています。
ソニーの製品に見られるフローティングデザインをモチーフにした正面外観は、ガラスと金属パネルで構成し、単調なデザインになりがちな生産施設に新たな表情を創り出し、周囲の景観に同調しつつも存在感を示しています。