きらめきプラザ 岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館
コンバージョン(用途変更)
- 旧国立病院を事務所等に改修するPFI事業
- 耐震性能を向上させる補強フレームが同時にデザイン・機能上の魅力となる付加価値を創出
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事業の概要
1960年頃に建設の旧国立岡山病院の建物を耐震補強・全面リニューアルする大規模コンバージョン。県民と行政が協働して地域福祉を推進するための総合拠点として、福祉関係機関・団体を集積し、合わせてボランティア・NPOの活動支援施設を整備することとなりました。
(別棟にて、公文書・古文書の保存・研究・閲覧施設である記録資料館を整備)
設計・建設及び15年の運営・維持管理のPFI事業コンペに対し、耐震補強とデザイン・機能・設備が融合して付加価値を生み出すダブルフレーム構法などを提案し、受注に至りました。
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改修工事内容
ダブルフレーム構法の適用による様々な付加価値
既存の建物は階高が3.2mと低く、新たに梁を貫通させて配管などを通せないという厳しい条件があった。そこで、敷地に余裕があるという利点を生かし、外部から補強する「ダブルフレーム構法」により、様々な付加価値をローコストで実現した。それらは「5つのフリー」というキーワードに集約される。
1. | スペースフリー 既存の耐震壁を撤去したフレキシブルな空間 |
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2. | レイアウト・メンテナンスフリー 各空調ゾーンに近接し、常時メンテナンスが可能な機器・配管レイアウト |
3. | サンシャインフリー 熱負荷の低減 |
4. | ファサードフリー 既存の病院のイメージを刷新する外観 |
5. | バリアフリー フレームを利用した避難スロープ・明快な動線による歩行弱者の安全性向上 |
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プロジェクト概要 |
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用途(用途変更) | 福祉施設、事務所 |
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既存用途 | 病院(国立岡山病院) |
所在地 | 岡山県岡山市 |
竣工 | 1960年頃(改修時:約築45年) |
改修 | 2005年6月 |
工期 | 10ヶ月 |
建築主 | サポートオアシス岡山 |
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設計施工 | 竹中工務店 |
敷地面積 | 14,704㎡ |
建築面積 | 5,781㎡ |
延床面積 | 20,816㎡ |
構造/規模 | S、RC、SRC造/地上7階、地下1階、塔屋2階 |