日本の森林資源の活用について
森林資源の現状
国土の3分の2を森林でおおわれている日本は、世界でも有数の森林大国です。戦後植林された多くの森林が成熟し伐採期を迎える一方で、林業とそれに支えられてきた地域経済や日本の山林は活力を失いつつあります。
成熟した木を切って、若い苗木を植えることで森の成長を促す“森林サイクル”。わたしたちは人と自然、都市と森林が共生できる社会の仕組みづくりを進める必要があります。
環境と経済
日本の木を都市部で使うことが、地球環境の維持と経済の循環・拡大につながります。国の施策では、林業・木材産業の成長産業化を目指し、公共建築物への利用義務化など、都市部における木材利用を進めています。日本においても、欧米に見られるような木造の中高層ビルの建設が始まっています。
竹中工務店では、「燃エンウッド」の国産材マーク®を取得するなど、国産材の利用を積極的に進めています。
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