本文へジャンプ
ソリューション

騒音防止設計・対策

建物の騒音防止設計・対策の総合エンジニアリング

概要

近接する地下鉄や設備機器から伝搬する騒音など、さまざまな騒音の伝搬経路について解析・検証し、バランスの取れた遮音計画を提案します。

特長

・屋外から室内へ伝搬する交通騒音や建物内の界壁・界床伝搬音、室内発生音による屋外への影響など、さまざまな騒音伝搬経路について検討します。
・鉄道・地下鉄等の交通機関や大型設備機器による固体音※の影響とその防止策について検討します。
・壁や床に加え天井や窓、扉等の各建築部位の遮音性能について検討し、バランスの取れた遮音計画を提案します。必要に応じて音響透過損失試験や吸音率試験を行います。

音響透過損失試験

吸音率試験風景

・対策実施箇所や方法、実施により期待される効果、必要となるコストや工期、環境負荷などを多角的に検討し、より適切な対策を提案します。
・オフィス、スタジオ、ホテル、集合住宅などあらゆる建物に対して適用可能です。

※固体音 振動源から発生した振動が、建物躯体等を伝わり、受音室の壁などを振動させたときに放射される音

保有システム例

竹中屋外騒音伝搬予測システム(TAPSON)

建築設備などから発生する騒音が周辺環境に及ぼす影響を予測するシステムです。敷地境界における騒音規制値の確認が可能です。

騒音レベルコンター図出力例(地上レベル)

騒音レベルコンター図出力例(屋上レベル)

スペースアクティブサイレンサー®

騒音源から発生する音波に逆位相の人口音波(制御音)を重ね合わせて騒音を低減するシステムで、センサーマイク、制御部、制御音源スピーカで構成されています。クーリングタワー、発電機、トランスなど位置固定の機器・装置から発生する、主に100ヘルツ以下の騒音に対して5~10dBの減音効果を発揮します。

スペースアクティブサイレンサーの概念図