TMDによる床などの振動対策
床、ブリッジ、階段などの振動問題を解決します
概要
大スパン化、軽量化により揺れやすくなった床、ブリッジ、階段などでは、人間の歩行などの軽微な加振力でも、不快感を感じる振動が発生する場合があります。振動問題に対し、揺れている部位に、揺れに同調する振り子を用いて揺れを抑制する装置であるTMD(チューンド・マス・ダンパー)を設置することで、より良い居住性、快適性を確保するとともに、魅力ある空間を実現します。当社はこのTMDの設計・コンサルティングを行います。
特長
- 人間の動作や設備機器による振動に対し、建物全体ではなく、部位レベルで対策可能
- コンパクト設計により、天井懐、二重床懐などの目立たない空間にTMDを設置
- 豊富な実績にもとづき、新築建物や既存建物におけるさまざまな振動問題を的確に解決
- リニューアルなどに伴う要求性能の変更にもフレキシブルに対応可能
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適用例
床の揺れ対策(新築)
大スパンの跳ね出し床の揺れ対策として天井の懐に大型TMDを設置しました。
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床の揺れ対策(リニューアル)
新たな鉄道の開通に伴う床の振動対策として、OAフロアの懐50mmに納まる薄さ44mmの薄型TMDを設置しました。
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階段の揺れ防止
階段の揺れ防止対策に薄型TMDを適用しました。
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ブリッジの揺れ防止
棟と棟を結ぶブリッジの揺れ防止対策にTMDを適用しました。
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