アシックス本社東館
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プロジェクト概要
主要用途 | 博物館(1~2階)事務所(3~5階) |
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所在地 | 神戸市中央区 |
プロジェクト期間 | 2008年8月~2009年5月 |
建築主 | アシックス |
設計施工 | 竹中工務店 |
プロジェクトマネジメント | 竹中工務店 |
家具デザイン | 他社 |
入居面積 | 約2500m2 |
人員数 | 約200人 |
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既存-増築 新たなワークプレイスの再編
神戸ポートアイランドに本社を置くアシックスは、東館を増築し、創業60周年記念事業の企業博物館を1・2階に、企画開発部門のワークプレイスを3~5階に設けました。
既存本社屋は、中央に4階まで吹き抜けの多目的空間「アシックスアトリウム」を配した特徴ある形態をしています。今回、これを囲むように東館を増築することで「知の回廊」が完成し、新しい知的創造型のワークプレイスが生まれることとなりました。
身体と環境のエモーショナルな関係
東館に入居する部署は商品デザインの中心であり、創造力が求められるチームです。計画にあたっては「身体を刺激し活性化することで、より豊かな知的創造が生まれる」というテーマを設定しました。
これに基づき、3~5階を行き来できる内部階段や、自然の風を感じられる外部バルコニーまわりに、人と人・人と環境のエモーショナルな出会いを誘発する「コラボレーションスポット」「ヒラメキスポット」と名付けたスペースを配置しました。あわせて「コミュニケーションの誘発」や「集中とリラックス」のための諸要素が、ワークプレイス空間に配置されています。
当社は建物の設計施工を担当すると同時に、ワークプレイス計画のプロジェクトマネージャーとして、家具メーカーを選定するとともに、選定後のオフィスデザインの監修や進捗管理を行いました。
今回完成した魅力的なワークプレイスの活用については、今後も建築主とともに継続的な検討を行うことにしています。
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