経営環境を知りたい
2025年を目標に地域医療構想に基づく医療提供体制の再構築に向けた取り組みが行われており、診療報酬も大きな変化が続くことが想定されます。このような背景のもと医療機関においては、これまで以上に外部環境の変化を意識した事業推進が必要となってきます。
医療政策の動向と要点をわかりやすく整理・発信
医療法改正や診療報酬改訂によって規定される必要諸室や面積、人員基準は、施設種別によって異なります。お客様の置かれている条件に応じてそれらを整理し、さらに対応策をご提案します
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医療政策・診療報酬動向の発信
事業方針策定に重要な医療政策の動向や診療報酬改定に関する最新情報を常に把握し、分かりやすくまとめた上でタイムリーに発信します。その1つとして、制度の動向や先読み、報酬改定の経営への影響など、医療機関にとって特に関心の高いテーマに精通している講師を招いての自社主催・共催の医療セミナーを全国各地で開催しています。
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最新の施設基準への対応提案
診療報酬等の改定では、ときに新しい施設種別や施設基準に対する変更が加えられることがあります。地域の状況に応じ適正な医療を提供し続けるためには、このような変更に対し建物や設備を対応させていく必要があります。竹中工務店は、事業経営や施設運営へのインパクトなども踏まえながら、改定に伴いハード面で必要な対応策をご提案します。
直近では、2018年4月の第7期介護保険事業計画にて新設された「介護医療院」について、最小限の投資で対応できるよう病棟の改修をご提案し、実現しました。
医療の需要と供給のバランスをエリアごとに分析
外部環境調査に基づいた将来の需給予測は事業計画上の重要な検討項目です。診療圏の人口動態や受療率からの将来の患者数の予測、周辺医療機関との競合・連携状況の分析、地域医療構想を主とする病床機能再編の地域的な動向の把握等を通し、お客様が今後注力していくべき医療サービス領域についての意思決定をサポートします。
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疾病ごとの将来患者数予測
お客様の医療圏の人口動態と将来予測および現状の受療率から求められる発生患者数を疾病分類ごとに推計し、周辺地域で今後ニーズが高まる医療サービス領域を可視化します。患者数と増減率の2軸で分析することで、地域で必要となる医療機能をより多面的に検討することができます。
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周辺医療機関のマッピング
同じ医療圏にある他の医療機関を、それぞれの規模や特性が分かる形で地図上にプロットし、競合・連携状況や今後の可能性について整理します。これに、エリアや疾病ごとの患者数予測の分布を地図上で照らし合わせることで、将来の患者需要と医療供給の過不足を分析します。