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ソリューション

大空間を大胆かつ緻密につくる

大空間を有する建物をつくるには、通常のビルとはまったく異なった施工技術が必要となります。特に安全や工程上のリスクとなる高所作業を避け、安全で生産性を確保する工法を開発してきました。建物の形状や構造形式に応じた工法を揃えています。

トラベリング工法

トラベリング工法は、屋根などの構造物を移動させながら架設していく工法です。
大架構をいくつかのブロックに分割して組み立て、躯体上部に設置した走行レールに載せて移動させながら全体を組み立て行く工法です。コスト低減、工期短縮、省力化が図れます。

トラベリング中

トラベリング中

トラベリング完了

トラベリング完了

リフトアップ工法

リフトアップ工法は、屋根などの構造物を地上で組立てた後、所定の位置にジャッキで引き上げる工法です。
224本の鋼管部材を格子状に組んだドーム屋根の架構工事では、いったん地上で組立てた後、コンピュータ制御された72台の油圧ジャッキを使い、日本最大級の鉄骨大屋根を2日間で一気にリフトアップしました。

リフトアップ前

リフトアップ前

リフトアップ装置

リフトアップ装置

リフトアップ完了

リフトアップ完了

プッシュアップ工法

プッシュアップ工法は、地上で組み立てた大屋根などを油圧ジャッキなどで所定の高さまで押し上げる工法です。高所作業がほとんどなくなるため十分な安全性を確保できるほか、工期短縮、省力化、仮設材の削減、施工精度の向上などの効果があります。

施工外観

施工外観

プッシュアップ前

プッシュアップ前

プッシュアップ完了

プッシュアップ完了