CAREER PATH
東京本店 作業所
作業所長
田中 修二
2008年入社(転職時年齢:36歳)
※所属・役職、掲載内容等は
すべて取材当時のものです
竹中工務店に
入社する前の仕事
地元が本社の中堅ゼネコンに10年以上にわたって勤めていましたが、スーパーゼネコンにしかできない仕事に興味をもち、転職を決意。前職の社長も「やりたいことがあるなら挑戦してみろ」と後押ししてくれました。
CAREER START2008年入社
CAREER STEP#01
竹中工務店入社1年目
所属
東京本店 作業所
役職
工事主任
仕事内容
建築施工管理
最初に配属されたのは、希望していた大規模作業所でした。最先端の高層ビルや商業施設が建ち並ぶ東京・丸の内エリア。これまで経験したことのないスケールやスピード感、そして2,000人近い作業員が発するエネルギーに、私は圧倒されました。大深度地下構造を有する超高層ビルのような建物は、確かな技術力をもち、建築の川上から川下までを一気通貫で対応できる体制が整ったスーパーゼネコンでなければ建てられない、ということを改めて実感しました。技術の深掘りをしながら、工事主任として経験を積んだ1年目でした。
CAREER STEP#02
竹中工務店入社2年目~5年目
所属
東京本店 作業所
役職
工事主任
仕事内容
建築施工管理
次の中規模作業所では、施工担当の数が限られるため、必然的に自分が担当すべき業務は拡がります。たとえば図面のチェックについても、大規模作業所では、施工図グループが図面チェックをしますが、この作業所では自分自身でチェックを行うこともありました。建具のおさまりは大丈夫か、定められた品質はクリアしているか、当社の規準を見直す良い機会になりました。また、工事全般に関わることで、前職での経験も含めたスキルの棚卸しができたと思います。そして、当社設計物件を初めて担当することになったのもこの時期です。設計者と施工管理者が同じ会社の社員だからといって、甘えや馴れ合いがあってはいけません。それぞれがプロに徹して、建築主の利益を追求すべきだということを学びました。
CAREER STEP#03
竹中工務店入社6年目~現在
所属
東京本店 作業所
役職
工事長~作業所長
仕事内容
建築施工管理
再び大規模作業所に配属されました。この作業所では工事長となり、1年目の作業所で仕事に追われていた反省を活かして、今度は仕事を追うことを意識。1週間先、2週間先までの作業所の工程を確認したうえで、自身の行動を決めるようにしました。また、工事長という役割を務めるなかで、関係者の輪がどんどん広がり、社内外に大きな人的ネットワークを築くことができたのもよかったです。現在は、作業所長として作業所の方針を策定し、目標を達成するための具体的施策をブレイクダウンするなど、チームマネジメントを行っています。そのほか、建築主や監理者に対する施工管理状況の報告や、日々の作業所巡回、協力会社への指導等も、私の役割です。
今後取り組みたいこと
前職で働いているときは、作業所長になることが、すごろくでいう“あがり”のようなものでした。しかし今、竹中工務店で実際に作業所長を務めている私は、まったく“あがり”だとは感じていません。ひとつステージを上がれば、また上にステージが見える、次の挑戦の場があるのだから、立ち止まっている暇はないのです。たとえば再開発事業の案件が増えているなかで、私も川上の段階からプロジェクトに参画し、街づくりの一端を担いたいと考えています。これまでは施工管理者として、どちらかといえば川下のほうにいましたが、その経験を踏まえた提案ができるのではないか、と思います。限界をつくらず、常に向上心をもって取り組んでいきます。