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INTERVIEW

PEOPLE #05

デジタル技術を駆使し、
作業所の最適化を実現する。

MASANORI
NAKAGAWA

仲川 正則

本社 デジタル室 / 主任

2020年入社(転職時年齢:38歳)

※所属・役職、掲載内容等は
すべて取材当時のものです

竹中工務店に
転職した理由

周囲に建設業界で働く知人が多く、生活空間を自分の手で創りだすことに対するあこがれを抱いていました。竹中工務店への入社を決めたのは、デジタル技術を駆使し業務課題の解決を行っている点に魅力を感じたからです。

Q.現在はどのような
仕事内容ですか?

A.AIを使って災害リスクを予測し、
その対応策を作業所に展開する。

デジタル室では、全国各地の作業所から得られるさまざまなデータを活用し、分析を行っています。たとえば、どれくらいの規模の建物を、どれくらいの工期で建築しているのか。あるいは、その作業所では、どんな属性の作業員が、どんな内容の作業をしているのか。大量のデータを元に、AI(人工知能)を使って災害リスクを予測し、それを未然に防ぐための施策を作業所に展開しています。また、さらに発展させた形で、デジタル上に作業所を再現するデジタルツインの技術検証も実施しています。これらの業務を通じ、作業所におけるQCDSE(品質・コスト・工程・安全・環境)の最適化を、デジタルの力で実現することが、私のミッションです。

Q.竹中工務店に
転職した感想は?

A.多様な知識・スキルをもつ
社員から、気づきや
学びを得ている。

入社前は、設計や施工管理など建築の専門家が社内の大半を占めているのだろうと、勝手に想像していました。しかし実際は、デジタル分野に特化している私のように、建築という枠にとらわれず、多様な知識・スキルをもつ社員が数多く在籍し、それぞれの分野で活躍しています。たとえば他業界で用いられている技術の導入を試みるなど、現状に満足せず、より高い場所を目指して仕事に取り組む彼らの姿勢からは、さまざまな気づきや学びを得ることができます。また、部署や業務領域に関係なく、目の前に困っている人がいたら手をさしのべる、という文化が浸透していることに、最初は驚きました。私もそれにならい、今は実践しています。

Q.竹中工務店で
実現できたことは?

A.現場の生の声を聞きながら、
AIによる
予測モデルを開発。

AIによる予測モデルの開発では、現在進行中の作業所データだけではなく、過去の作業所データも用います。当社の歴史は深く、ある意味でそれは、ビッグデータと呼んでいいかもしれません。さまざまな業務部門と連携しながら、なんとかリリースまでこぎつけました。また、最初から完璧を求めすぎず、ひとまず公開したうえでアップデートを重ね、最適なシステムに仕上げていったのも、成功要因のひとつだと考えています。このプロジェクトで私が常に心がけていたのは、現場の生の声を聞く、ということです。デジタルやAIというとクールなイメージがありますが、非常に熱をもったリアルな取り組みだったと、振り返って思います。

竹中工務店をより良くするために

部署の垣根を越えて、
担当者間で積極的に
意見交換する。

各部門が持つ業務課題と、それに対する施策について、担当者レベルでは理解にバラつきがあると感じます。デジタル化には、多くの労力とコストが必要になる。また、どんなシステムが有効なのかわからないなど、課題や疑問が存在するのも事実。経営層はもちろん把握していることですが、担当者間でも部署の垣根を越えて積極的に意見交換し、トライアンドエラーを繰り返しながら成果につなげることが重要だと、私は考えています。

OFFの過ごし方

Jリーグ所属クラブのスタジアムが近所にあるので、ほぼ毎週末、子どもと一緒にサッカー観戦に出かけています。当初は子どもから誘われる形でしたが、すっかりハマってしまい、最近は逆に私が子どもを誘っています。